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日本のモータリゼーション、本格的な自動車普及は昭和中頃。
輸入車がメインだったところを国産車が幅を効かせてくる。
輸入車では車両のみならず関税だの何だのあったところが、コスパに優れたメリットのある国産車。
当時の輸入車は欧州車よりも米国車の台数が目立っていた。
戦後の在日米兵士の駐留がキッカケであることは想像に難しくない。
あのデカい当時の ¨ アメ車 ¨ に比べコンパクトな国産の車体はさすがに日本をわかっていた…というより法が縛っていた。
同時に日本の法律は輸入車には手を入れ難かった事もあり、国産車にはやたら注文をつけていた。
なんて…どっかの書物を自分なりに理解して表現するとこんな感じかな?
だって生まれてないからリアルを知らないワケだし(苦笑)。
で、自分に物心ついてクルマに興味を持った頃は石油ショックの直後。
当時は一家に一台の小型車、カローラ、サニーが人気。
今ではご存じのように改定されているが、当時の乗用車の自動車税は①軽自動車、②5ナンバー1500cc以下、③5ナンバー1501ccから2000cc、④3ナンバー2001cc以上という自動車税。
特に③④の差は大きく③約4万円、④約8万円とほぼ④が倍額。
だから国産車は5ナンバー車体に2001cc以上のエンジンを載せて3ナンバー、格上の専用パーツなどで3ナンバーとしていた。
この5ナンバー、3ナンバーってのは曲者で改定された未だに自動車法規でも存在している(
https://10fe.net/kangoshi/car/3number-5number2.html?yclid=YSS.1001258391.EAIaIQobChMIk4ax-d7QiwMV8cIWBR3iZThcEAAYASAAEgLLP_D_BwE&sa_p=YSA&sa_cc=1001258391&sa_t=1740002641568&sa_ra=E0)。
小型車枠が普通車枠ってこと。
ってか、普通車枠で軽量、小型エンジン車ならば小型車扱いになるワケで。
そうなると ¨ 小型車でも普通車でもいいじゃん ¨ ってなるでしょ。
5ナンバーサイズと言われてもピンとこられない方は、旧国産車のモデルカーを見ればわかりやすい。
ダルマ・セリカもハコスカも、「ひょろ長」の形してるでしょ。
どう考えても屁理屈で決められている重量税も考え直すべきでは?
電気自動車に見られる期間限定の減税処置ってのが、どうも胡散臭い。
電気自動車の税、例えば日産リーフならば排気は無いとの事で「ガソリン車の小型車税で一番下の1000cc以下扱いの2万5千円」。
おいおい、排気ナシだっての。
ゼロエミッション車はゼロエミッション車、ハイブリッド車はハイブリッド車で税を設けないのかいな?
ガソリン車はガソリン車で相変わらず二重課税のまま。
暫定とは名ばかりで恒久化してるし。
そして悪名高い旧車税。
13年以上登録している乗用車にかかる割増税。
超屁理屈な割増料金(爆)。
企業努力させんか、ッコラ!
経産省の天下りがチラホラ聞こえてきますナ。
そろそろ自動車における税も全面的に見直して欲しいとは思うけど…
それやるとしたら…
「どうやって底上げしようか?」としか考えないだろうお上。
「何とか取り上げを阻止しよう」とする意向の我々ユーザー。
そんなバトル勃発の予感。
我が国にとって自動車における税徴収はドル箱らしいようで。
Posted at 2025/02/20 07:52:02 | |
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