
まだウチのお嬢達が小学生の頃だ。
GW恒例のSuperGT富士決戦。
御存知の通り、我が家4人で観戦に行くのがお約束だった。
予選終了キッズウォークの時の事。
IMPULチームのパドックの辺りにメガネをかけた男性がいらっしゃった。
「Nジャンさんですね。TOMOです。」
「あーはいはい。」
「やっと会えましたよ。いつも拝見させて頂いてます。」
「いえ、こちらこそありがとうございます。」
氏のご家族は奥様とお嬢さん姉妹。
ウチの家族構成と同じ。
氏の長女サンが病院通い、時折入院を余儀なくされている事は存じ上げていた。
その頃、我が家の上のお嬢が入院で女房殿が付き添い。
ウチの下のお嬢がお母さんもお姉ちゃんもいないと大号泣。
あの時、氏から励ましのコメントを頂いた。
「ウチもそうだったんです。」
お互い、家族4人、そのまま過ぎていくモノだと思っていたのだが、現実は非情だった。
氏の長女サンが天界に召されてしまったのだ。
「長女に会いたい会いたい」と訴えてる氏。
言葉が出てこないオイラ。
見守る事しかできない無力。
時は流れて彼自身のアクシデントを知る。
抗がん剤投与…
ご自身の書き込みから察するに、氏は長女さんのいる天界への抵抗を選択。
文面からして「もしかして大丈夫かもしれない」と思ったオイラ。
ガンバレ、ガンバレ、青いチームの熱狂的なファンだろ。
氏は昨年、真っ青のRZ34 フェアレディZを愛車にする。
その意気だ、負けるな。負けるな。
ところが…
その訃報は寝耳に水。
闘病生活に力尽き、長女サンの待つ天界へ。
お疲れ様でした。
ゆっくりお休みください。
謹んでご冥福をお祈り致します。
彼はいつも青いチームのパドックにいた。
Posted at 2025/03/28 19:25:49 | |
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