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彼の名は「TAKA-P」。
こちらも勿論ニックネーム、それもモービル用(パーソナル無線)だ。
彼とも高校の時の同級生。
オイラはバイクやクルマイジりを教わったのであった。
仲間はみんな走る事が大好きだった。
まだ若かくてイケイケだったこともある。
彼が手に入れたのは登場してすぐに購入したマニュアルミッションのS13型シルビアK’s。
御存知の通りツインカムターボのスポーツモデル。
アタリマエだが前期型。
まだ、かの大人気車種になるとは知らずに…
まだ大ヒットとなる前の購入。
自慢気にオイラんトコへ見せつけに来てオイラを横に乗せてのドライブ。
「なんかすげぇイイなぁ、今度のシルビアよぉ。」
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昭和末期、日産が放ったマルチスタイル。
走りが楽しめ、ファッション性が高くピニンファリーナも驚いたと噂される。
そう、日産のデザイナーの中にはこういうセンスあるデザイナーが存在していたのだ(〇ンダからのヘッドハンティングだっけ?)。
U12 ブルーバードSSS ATTESSAの
チャイニーズボーイと合流、ナインボール。
サ店でダベって店内のBGMに耳を傾ければ、「これシルビアのCM曲だろ?」とオイラ。
「Nジャン、なんて曲か知ってる?」
「プロコルハルムの ¨ 青い影(邦題)¨ だろ?ケンバン弾けるぜ。」
「オレさ、『志村けんのだいじょうぶだ』のコントでかかった時のインパクトが強くてサ(苦笑)。」
「見た見た!ハラ抱えて笑ったわ。」
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時は流れて、オイラはR32型 スカイラインGTS-t TypeMを購入すればすっ飛んできたアイツだった。
☆当時画像
シルビア、ブルーバード、スカイライン トリオが出来上がった。
アイツがシルビアを手にした事がキッカケで追うようにブルーバード、スカイラインが集った。
低く太い声でハンバーグが大好きだった。
コーヒーはいつも「ホット」と言ってカッコつけてCABIN MILDにZIPPOで火をつけていた。
☆当時画像
スーパーフェローチェレーシングにBS ポテンザRE71。
RS☆Rのダウンサス。
「Nジャン、話があるんだけど。」
「おめでとう。」
「何で知ってんだ?」
「きゅっきょだろ、お相手。とっくに気付いていたんだ。」
あれから30年。
きょっきょ置いて逝ってしまうだなんてどういう事だ。
悲しむきょっきょ、お通夜の時に大爆笑させといたぜ。
そんな事できるのオレくらいなモンだろ。
☆当時画像
オレ達もいつかそっちへ行く時が来るだろう。
そん時はまた一緒に走ろうぜ。
あらためて
¨ 謹んでご冥福をお祈り致します ¨
「じゃあな。」
Nジャンより

Posted at 2025/05/14 23:29:56 | |
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記憶のクルマ達 | 日記