
「Nジャンさん、何処に居たの?」
「Nジャンさん、探したけど居なかったよ。」
「Nジャンさん、今回はどう?」
今日は職場で声をかけて頂いた。
未だに言われてるオイラ(苦笑)。
もう引退して6年経っているんだってば(苦笑)。
わかんない連中だな(爆)。
「Nジャンさん、藤枝の祭りに出ていたんだって?」と勤務先の若い主婦。
「現役当時知ってる人、君の周りに何人も知ってるよ。男性も女性も。Jちゃん、T美、N村、S井さん…沿道見ていてくれたから会社の連中にもオイラが参加してたのバレちゃったんだよ(爆)。」
「何やってたの?」
「梃子。」
「梃子ってなに?」
「舵取りのアレ。」
「えー!!あんな凄いのやってたの?」
※1998年当時
正直、今でもアツい思いが蘇る。
現役を終えると決めたのは正直寂しい。
だけどコレで良いと納得してるし十分満足している。
今できる事は自分が参加していた下伝馬地区のみならず藤枝大祭りを応援する事。
下伝馬地区の皆さんにもお会いできた。
真っ先に大会本部にいらっしゃったのは、同じ梃子で先頭になってやっていた遠藤さん。
今や全体の役持ちになっていた。
ご挨拶すると手を差し伸べて握手を求めてくれた。
何だか超嬉しくなって涙出そうになった。
「よぉ!Nジャンさんじゃん。」
「もう出ないの?」
未だにその声は嬉しく思うし、何よりも覚えて頂けるのは嬉しい。
同時にオイラが初参加した時から一緒だった大ベテランも屋根から降りたと聞いた。
世代交代の波はやってくるものだとつくづく。
見物客の中でもバッタリ出会った人もいた。
友人知人が次々と…
親父とオフクロも一緒に居たからこちらはこちらで久々の再会を楽しんでいた。
「Nジャン、実家にいないのか?」
「藤枝から離れて27年経つよ。」
「そっか…」
各地区の演目を見ていると隣の見物人さんは初めての御観覧のようだ。
わからなそうにしていたので説明をするとお礼を言われた。
「あ…まるでオレがかつて参加してたのように説明しちゃった」というと周囲に笑いが起きた(苦笑)。」
理想、妄想がアタマを過る。
各地区が一斉に大通りに揃う時がある。
藤枝オリジナルの自踊り、長唄があって全地区一斉に出来たなら…
そんな夢物語を描く自分がいた。
可能性はまぁコンマ0.何パーセントかもしれないけれど「0」じゃないネ。
歳を重ね体力の衰えは隠せない。
梃子のNジャンさんは世代交代。
写真撮影、個人的な広報活動をやっていたけれど、今や撮影隊もいるしインスタなどSNSを活用されている。
ただ、あの時書いていたブログやSNSなどがそのキッカケになっていたら、良い影響になったとしてくれたら嬉しいけれどソイツはただの都合良い思い過ごしだろうナァ。
各地区のエンターテイメントを楽しむ方々。
演者さん達は最高のパフォーマンスを発揮する。
それで良いのだと思う。
だけど、人知れず努力をする人もいる。
人知れぬところで活躍される人もいる。
「オイラもそういう時があったナァ…」とつくづく。
だけどね、今思うと知ってか知らずかという人が居たのも確かだったけど、あの頃の自分はそういうのどうでも良かったナァ。
打ち込むことが最高に楽しかった。
また3年後、楽しみにしています。
Posted at 2025/10/06 21:22:21 | |
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