
かつてのコミック、湘南爆走族で登場する地獄の軍団「瀬島」君のセリフが大好きで今でもオイラの中に生きている。
¨ イヤ…… こっから先はスポーツマン以外進入禁止だよ ¨
何年前だったかな?
モタスポ私設応援団のリーダーさん達が集合して打ち合わせする時があった。
日産応援団は黒澤団長と田上副団長の二人。
そこへ偶然にもオイラが通りかかり居合わせた。
黒澤団長は「Nジャンさんもいいですよ。良かったら参加してください。」と言葉をくれたけれど、正直、そんな勇気も無かったしこの時点で気付いてしまったんだな。
「イヤ……黒澤さん、こっから先は関係者以外立ち入り禁止だよ。」
その瞬間、日産応援団内での自分が頂点だった事に気付いた。
頂点なんてのは点でしかない。
あとは朽ち果てる方向になるのみ…
そう思うとそれまでの自分が一気に恥ずかしくなった。
今でいうイキっていた自分に気付いたのだ。
6年前、下伝馬区の藤枝大祭りの首脳陣のいる部屋に偶然居たんだな。
すると打ち合わせが始まったんだ。
井原君が「Nジャンさん、居てもいいですよ。」と立ち上がろうとしたオイラに言ってくれたけれど、オイラも「いや…ココに居ちゃいけない気がするんだよ。」と…
同じように自分の引き際が見え隠れした瞬間だった。
それまで何やってたんだろうね、自分。
夢に描いて取り組んで、夢中になって打ち込んで…
自分の可能性を知りたくて走り続けてきた。
だけどね、その瞬間てのは突然現れる。
その瞬間、「ここまでだな」ってのが自然にわかる。
引き際ってのが見えた時の風景はどう映ったのか。
陽が沈むときは、綺麗なグラデーション空でありたいとか…
オイラもヤマを越えたか…
ただ風が吹いていた。
そんな風景すらあの頃は見えていなかったね。
若かったね。
だけどMOTO(佐野元春)サンの歌のように ¨ つまらない大人にはなりたくない ¨ だな。
Posted at 2025/10/07 19:48:27 | |
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