Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

～クルマは愛だ～

俳優ポール・ニューマン氏を起用しＲ３０スカイラインが登場した。サーフィンラインを消し流行のモールをグルリと巻いてヘッドランプのラインを斜めに向けて登場した。ケンメリ依頼の象徴の丸いリアコンビネーションランプでスカイラインを象徴した。

このクルマはこれで終わらない。４気筒ながらＧＴ－Ｒ以来のＤＯＨＣユニット搭載車ＲＳが登場した。ＲＳ＝レーシング　スポーツの略。

日産社内では「ＧＴ－Ｒ」の名を語るよう依頼があったのに対し主管の櫻井真一郎氏はプライドを見せた。「６気筒車でない限りＧＴの名を呼ぶ事はできない。」と言った。


さらに前期モデル末期「史上最強のスカイライン」として４ＶＡＬＶＥ　ＤＯＨＣ　ＲＳ－ＴＵＲＢＯが登場。

ＴＶドラマ「西部警察」にも登場。

ポール・ニューマン氏はこう言った。「なんでこのクルマをアメリカでは売らないんだ！」

納車から私の週末スケジュールが忙しかった事、天候により週末、雨が降っていたこともあり、なかなか洗車できなかったわけです。
こうしてみると案外大変なのです。

洗車はメンテナンスの第一歩。クルマのエクボ凹みが気になりました。

前オーナーの心情が読めた気がしました。
前オーナーはこのクルマを道具として使っていたようです。それはそれで何一つ間違っていませんが…。
ただ愛情が手放す頃には薄くなっていたようです。あっちこっち小さな傷があります。
まあ私もそれを購入したワケですから…。

このクルマを洗車してミニや２ＣＶを連想しました。

「思いっきりシンプルで行こう！そしてクラシックに！」とテーマを決めたりしました。街ではドレスアップされたワゴンＲを見かけるのは珍しくありませんが私にとっては違う方向なのです。

できればホイールをハヤシやＳＳＲマークシリーズにしたいところ。でもヤフオクにしても人気があるらしくお値段が高め。

シンプルイズベストで行こう！

～走りのスカイライン～

先代ケンメリ人気を引きずり「Ｍｒ＆Ｍｒｓ」のグッズが売れに売れた。ジャパンシリーズはマイナーチェンジを受け初めて角目二灯異型ヘッドランプを採用した。

遅れる事、トヨタに散々コケにされたＧＴはセドリック、グロリアに先行販売されたターボモデルが追加。
ケンメリＧＴ－Ｒ以来、走りのスカイラインが帰ってきたのだった。

カタログには高橋国光選手が登場。走りを存分にアピールした。

そしてこのモデルに忘れられないエピソードがある。
ＴＶドラマ「西部警察」の「マシンＸ」として登場。
大人気となった。

～ＳＫＹＬＩＮＥ　ＪＡＰＡＮ～

愛のスカイラインのコンセプトはそのままに日本の風土を歌ったＣＭキャッチフレーズ「スカイライン　ジャパン」の愛称Ｃ２１０系。オイルショックの影響で、その活路をスポーツとラグジュアリーの両方向へのアプローチ。
名称を２０００ではＧＴＥシリーズと一新。
そして１８００、１６００の下級モデルにＴＩシリーズ（ツーリング　インターナショナル）グレードを新設した。
サルーンの色が強くなったこのクルマに「これって　スカイラインか？」の声もあった。

「ＧＴ－Ｒは存在するのか？」の声もあったが、どう考えたってＧＴ－Ｒになりうる要素が全く無かった。当然このモデルにＧＴ－Ｒは存在しない。

このような声に日産自動車は危惧をしていたらしく、限定車「ブラッキー」「シティ　ボーイ」などを販売。
しかし装備に工夫を凝らしたところで変化は見られなかった。

電子制御されたＬ型とて性能を若干上げたがパフォーマンス不足を隠しきれなかった。

トヨタ自動車にはツインカムＤＯＨＣエンジンがあり、高性能をアピールするのだがコレがハンパでは無かった。
セリカの広告にこのような歌い文句があった。

「名ばかりのＧＴ達は道を空ける」

この広告に日産関係者もファンも絶句した。

～初の電子制御エンジン～

マイナーチェンジを受けると、従来の機械式燃料噴射装置「キャブレター」に加えて電子制御燃料噴射装置「インジェクション」を搭載したモデルがラインナップを増やした。
電子制御により従来のメンテナンス調整を省く事ができ、状況に応じて仕事をさせようとする効果があった。

ＧＴ－Ｒ亡きあと最上級モデルＧＴ－ＸＥ・Ｓにレッドエンブレムが与えられた。

市場ではケンメリ人気に陰りが全く見られなかった。
次期モデル登場まで歴代スカイライン最高の約７０万台のセールスだった。この記録は今でも破られていない（現在は当時の下級モデルにあたるプリメーラ、ブルーバードなどがあります）。