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Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

2005年05月31日 イイね!

N-JUNKIEのクルマ好き物語 その37

~ TEAM RISK BEATS~

仲間内でパーソナル無線からの発端でクルマのチーム「TEAM RISK BEATS」が発足した。
リーダーはN-JUNKIEに任命。

お金を出し合ってステッカーを作った。
街から街へ流しに行った。

走り屋ではない。クルマと走る事が好きな連中の集まりだ。

夜な夜な仲間が集まっては走りに言った。
だけどN-JUNKIEはスターレットに乗るのが恥ずかしくて頼んでS13の友人に乗せてもらったりした。

夏の伊豆へみんなで泊まりで行った。真冬のスケートリンクへオールナイトで行った。夜明けを見た。夕暮れが綺麗だった。
楽しかった。
こんなことに没頭している間に彼女が他の誰かに盗られてしまった。

金もクルマも女も失ってしまった。バカな男、N-JUNKIEだった。
Posted at 2005/05/31 23:07:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | N-JUNKIEのクルマ好き物語 | 日記
2005年05月31日 イイね!

N-JUNKIEのクルマ好き物語 その36

~欲しくはなかった~

CR-Xをたった1ヶ月で失ったN-JUNKIE。
トヨタ販売店でクルマは選び様がなかった。

とにかく安いスターレットを買うことになった。
「かっとびスターレット」である。
しかも、かっこいいモデルは高いからダメと両親に止められた。
「オマエはこれで十分。アタマを冷やせ。」と言われた。

モデルは4速しかない女性仕様車XLリセ。
恐ろしく走らないキャブレターのクルマだった。

パーソナル無線機だけが唯一のパーツ取り付けをした。
スカイラインは、また遠くに行ってしまった。

このクルマのカーライフなんてN-JUNKIEには苦痛だった。
通勤だけで何所にも行きたくなかった。

父親が言った。「スープラ乗らないか?」
N-JUNKIEは断った。

好きではないクルマに乗るなんて苦痛の極みだった。
しかも親に借金をしたのだ。

つまらない・・・・。

神はN-JUNKIEに試練を与えた。
Posted at 2005/05/31 22:53:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | N-JUNKIEのクルマ好き物語 | 日記
2005年05月31日 イイね!

N-JUNKIEのクルマ好き物語 その35

~短命~

同じ販売店で中古のホンダ・バラードスポーツCR-Xを買った。
それは乗換えまでの間繋ぎのつもりだった。
このCR-Xは軽量でハンドリングはそれなりに楽しいと感じていた。

だけど本当に欲しいクルマじゃなかった。
オンボロだったけど廃車にしたジャパンが恋しかった。
失って初めてわかった戻らない幸せだった。

購入1ヶ月経った朝の通勤。
国1金谷バイパスの上り坂の2車線。
N-JUNKIEの前をソアラが走っていた。速度は60km/h。
ごく普通の流れだった。
ソアラが突然左車線に避けた。このソアラは危険な避け方だった。
N-JUNKIEの目の前にクラウンが止まっていた。
ドカーン!!

クラウンはバンパーが凹んだだけだった。
CR-Xはフロントが大破した。FRPのボディは砕け散った。

警察を呼んだ。態度のデカイ若い警官がいきなりN-JUNKIEを怒鳴りつけた。
検証が始まった。
ベテランの警官がN-JUNKIEに状況を聞いた。
しばらくチョークで、巻尺で何かを計算してた。
ベテラン警官がこう言った。
「これは、もらい事故ですね。時速60km/hならありえますね。あと2mくらいあったらこのホンダのクルマ止まれましたよ。まあ当たったとしてもバンパー同士でしょう。このクルマがハデに壊れるように出来ているだけです。」

相手方のおじさんはこう言った。「あなた、こんなクルマ乗ってちゃ危ないよ。まあ、こっちもクラウンだったらどうなったかわかりませんがね。」

CR-Xはまた販売店行きになった。廃車になった。N-JUNKIEはこのとき、ホンダなんて二度と買うか!と思った。
※誤解を招く前に言っておきますが現在のホンダは安全性ボディを採用しています。

その日の夜、親父に連れられて先方へ誤りに行った。
任意保険も使ってしまった。
Posted at 2005/05/31 22:43:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | N-JUNKIEのクルマ好き物語 | 日記
2005年05月31日 イイね!

N-JUNKIEのクルマ好き物語 その34

~あっけない幕切れ~

それは夜勤明けの事だった。

日本はバブル景気に沸いた。
マークⅡやクラウンなどの高級車が売れに売れた。
日本は金余りと言っていいほど裕福に見えた。

N-JUNKIEの仕事では生産が追いつかなかった。
夜勤でも残業があった。

ある日、組合の会合が本社であると全員参加の通達があった。
その日の仕事終わりは8:00だった。集合時間が17:00。
ふざけた会社だった。「島田ならすぐに行けるから。」と上司が言った。
ふざけるな。オレは藤枝の人間だ。これじゃ寝る時間も無いじゃないか。
N-JUNKIEは怒りに震えた。

会社を出て慌てたN-JUNKIE。
いつもよりアクセルを踏んだ。
小さな山の頂上。左へ曲がるゆるいカーブだった。
タイヤが軋んだ。
次の瞬間・・・・・・。
コントロール不能。山へぶつかった。スカイライン・ジャパンは引っ繰り返った。
N-JUNKIEは「オレは死んだ」と思った。

クルマが止まった時、N-JUNKIEは目を開けることが出来た。地面が上にあった。
会社は大騒ぎになった。

N-JUNKIEはJAFを呼んだ。
販売店へクルマを運んだ。
電車で家に帰った。

家で両親から激しく怒られた。
当時高校に通っていた妹が言った。

「兄キにもらった高校入学の時の腕時計。学校に行こうとしたとき金属のベルトが切れた。」

終わりはあっけなかった。大事にしていたはずのスカイライン・ジャパン。心にスキがあった。
スカイライン・ジャパンは終った。

N-JUNKIEはムチウチで病院に通った。
「この程度で終ってよかったんだぞ!馬鹿野郎!!」
親父が言った。

「締めていたシートベルトに助けられた」と思った。
Posted at 2005/05/31 22:24:09 | コメント(1) | トラックバック(0) | N-JUNKIEのクルマ好き物語 | 日記
2005年05月30日 イイね!

N-JUNKIEのクルマ好き物語 その33

N-JUNKIEのクルマ好き物語 その33~ヤマハTZR250~

カワサキKR250は確かにいいバイクだった。
しかしヤマハ党のN-JUNKIEは自分の心にウソがつけなかった。

中古のTZR250を買った。
本音はヤマハFZR400Rが欲しかったが400ccともなると保険も高いし税金も上がるし車検まである。

30万円のTZR。
友人から譲ってもらったヘルメットにクシタニのブルゾン。

だけどすぐに心が冷めてしまった。

やっぱりクルマが好きだった。

それでもTZRに乗っていた。これでバイクは終わりにしようと決めていた。
Posted at 2005/05/30 22:46:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | N-JUNKIEのクルマ好き物語 | 日記

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「クルマ選びは難航中 http://cvw.jp/b/116827/48481290/
何シテル?   06/11 23:03
「治療不可能な日産中毒患者」、「N-JUNKIE」を略して『Nジャン』と申します。 少年時代、スカイラインに魅了された事にはじまり日産ファンに。 ク...

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かつて所有していたスカイラインGTS-t TypeM。 初の新車購入でした。
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