~短命~
同じ販売店で中古のホンダ・バラードスポーツCR-Xを買った。
それは乗換えまでの間繋ぎのつもりだった。
このCR-Xは軽量でハンドリングはそれなりに楽しいと感じていた。
だけど本当に欲しいクルマじゃなかった。
オンボロだったけど廃車にしたジャパンが恋しかった。
失って初めてわかった戻らない幸せだった。
購入1ヶ月経った朝の通勤。
国1金谷バイパスの上り坂の2車線。
N-JUNKIEの前をソアラが走っていた。速度は60km/h。
ごく普通の流れだった。
ソアラが突然左車線に避けた。このソアラは危険な避け方だった。
N-JUNKIEの目の前にクラウンが止まっていた。
ドカーン!!
クラウンはバンパーが凹んだだけだった。
CR-Xはフロントが大破した。FRPのボディは砕け散った。
警察を呼んだ。態度のデカイ若い警官がいきなりN-JUNKIEを怒鳴りつけた。
検証が始まった。
ベテランの警官がN-JUNKIEに状況を聞いた。
しばらくチョークで、巻尺で何かを計算してた。
ベテラン警官がこう言った。
「これは、もらい事故ですね。時速60km/hならありえますね。あと2mくらいあったらこのホンダのクルマ止まれましたよ。まあ当たったとしてもバンパー同士でしょう。このクルマがハデに壊れるように出来ているだけです。」
相手方のおじさんはこう言った。「あなた、こんなクルマ乗ってちゃ危ないよ。まあ、こっちもクラウンだったらどうなったかわかりませんがね。」
CR-Xはまた販売店行きになった。廃車になった。N-JUNKIEはこのとき、ホンダなんて二度と買うか!と思った。
※誤解を招く前に言っておきますが現在のホンダは安全性ボディを採用しています。
その日の夜、親父に連れられて先方へ誤りに行った。
任意保険も使ってしまった。
Posted at 2005/05/31 22:43:09 | |
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N-JUNKIEのクルマ好き物語 | 日記