Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

義弟がまだ、某国産スポーツセダンに乗っていた頃のお話。

愛車は、国産スポーツセダン、ハイパフォーマンスモデル。
外観は純正でありながらも、空力パーツの「てんこ盛り」、ナントカⅣというヤツ（バレバレだな）。
ガッチガチの緑色のサスペンションに、爆音と言ってもいい秋の味覚マフラーを装着。

二人は用事でチョット出る予定があった。
夜勤明けという事もあって運転をオイラに任せ、ヤツはマッタリ（笑）。
もちろんクルマのイジり方についてＮジャン節で説教。

ちょっと長い下りの高速道路のクネクネ道。
流れに合わせて100km/hくらいで追い越し車線。
後ろからあろうことかあの欧州馬が迫ってきたので譲ろうか考えていたのだけれど、走行車線はタンクローリー。
車線変更はちょっと我慢して、ローリーの前方、安全と判断した場所でレーンチェンジをしようとしたのだが、ナントカⅣが、いう事を聞かない。
アンダーが出てヒヤッとした。

そう。このトリックにお気付きな皆さんも多いだろうね。

道路のトリックに惑わされてはいけないけれど、ソレとわかるドライバーさんは、どれ位いらっしゃるだろうか？

勤務先の先輩。
夏休みは、諸事情でどこにも行けず、せめて子供達に楽しい思い出を提供したいと考えておりました。

先週、私、Ｎジャンに、過した夏休みの事を聞いて、参考にして頂いた模様。
「そういえば、奥さんにもお子さんにもしばらくお会いしてないナァ」と思った次第。
数年前はシュノーケリング旅行へ一緒に行ったのですけれど、子供達も大きくなってナカナカ機会も無くなってしまい現在に至ります。

得意気なダンナさん。
スケジュールをこなします。
そ…ココまではカッコイイお父さんなのです。

で。
気付いた奥さんが一言。

「あのさ…お父さんがこんな綿密なスケジュール立てるワケないよね。Ｎジャン君でしょ？」

「・・・・・・。何でバレた！？」

そりゃ、まんまコピーですから（笑）。

20年以上も経って、やっとこの言葉の意味がわかってきた気がする。

ボリュームを上げて、背中合わせにノッていた時代。
見る者は拳を振り上げてノッていた時代。

憧れのバンドは野音（日比谷野外音楽堂）が聖地だった。
そしてよくボクらは真似ていた。
元々はコピーバンドだったからね。

復活したあのカリスマ達は５０過ぎても決して色褪せていない。
そして野音がよく似合っている。



「あの時、みんな若かった。」
そうですね。その言葉もわかりますよ。
ジュビロ磐田のスタジアムＤＪさん。

http://choku3.hamazo.tv/e35487.html

子供の頃から若い頃まで「美味しい」と評判の店に時々行くのが楽しみだった。
今は、残念なことに廃墟となった。

最初に行った時は貸し店舗の間借りをする小さな店だった。
テーブル席もカウンター席も少なくお世辞にも広いとは言えなかった。
しかし、料理は美味しく待ち人も列をつくっていた。
ウワサがウワサを呼び人気に火がついた。

予算にメドがついたのか店は移転。
店構えも大きく立派になった。
「どんなモノか。」と思い行ってみると、味はそのまま。綺麗な店。
このまま人気に拍車が掛かった。
すると店舗が増えて行く。
更なる大人気店になるかと思っていたが…

数日後の時間が経って再び訪れると駐車場がガラガラになっている。
料理を口にした瞬間…

この店は、利益ばかりに目がくらみ、肝心な「ウリモノ」を忘れてしまった。
「ウリモノ」よりも「経営」に視線が向いてしまったようだ。
大きくなりすぎて肝心な「ウリモノ」の質が下がってしまった。
客席数も増え、忙しさも倍増となったのも原因なのかもしれない。

そして、もっと肝心な客は自然と離れていく。
一度失った信頼を取り戻すのは簡単な事じゃない。

そして廃墟となってしまった。

客として言わせて貰うなら、本当に残念に思うのは、あの料理が口に出来なくなってしまった事。
お金を払ってまでも食べたくなるあのメニューは思い出話になってしまった。

最近、品質低下のニュースを耳にする。
だいたいその根本的な原因は、業務拡大や他分野への参入、多角経営。
もちろん成功している所もあるけれど…

「ウリモノ」を失ったら、客は離れるし、他所に勝てるワケないじゃんか。

喋った


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