
S14シルビアというと人気爆発だった先代S13シルビアの後継でありつつもS13程の人気を得られなかったという印象が強い。
輸出を踏まえ、米国で急速に高まった衝突安全性のニーズに応えるべくボディーは3ナンバーサイズとなった。
言わば「膨らしボディー」。
壊れるスペースを大きめにして乗員を守るという考え方。
同じ事をトヨタ・セリカでもやっている。
ホンダは輸出専用ボディーを用意し、スバルは自前の技術で何とかした。
S14シルビアの人気失速は大きくなったボディがウケなかったともされるけれど、それだけが人気を得られなかった理由でも無いだろうね。
実は先日行った中古車販売店でこのS14シルビア Q’sの後期型が販売されていた。
なんと1998年式でありながら走行距離が少なく殆どノーマルで本当に綺麗なクルマだった。
正直なところ、オイラは我が家のメインカー次候補車のセレナよりこのシルビアが気になった。
しかしながらオイラは、このシルビアを購入出来ない。
それが歯がゆいというか何というか…
余計なお世話かもしれないけれど、このS14シルビアというクルマを心から愛するオーナーさんの元へ行くことを願った。
お祭りコゾーさんのワケのわからないチューニングをされるのは可愛そうってモンだぜ。
販売されていたS14、自意識過剰と言われるかもしれないけれどオイラに何かを訴えているようにも思える。
それも我がBNR32スカイラインGT-Rの時とは違う「訴え」のような…
ご存知、「たまらん目」をしているけれど、どこか寂しそうだったな。
Posted at 2012/10/15 23:12:15 | |
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