
現在のF-1も新時代ターボに突入。
80年代のターボ時代全盛期以来のターボエンジン搭載となった。
同じターボ時代とはいえ現在と当時との背景は全く異なる。
あの頃は究極のスピードとパワーを求める為のターボだった。
F-1もこれまで試された技術は数多くあった。
6輪車、ファンカー、ウィングカー、ハイノーズ…
70年代の終わり、ルノーエンジンがターボチャージャーを装着し次第に頭角を露にしていくと時代はターボ時代に突入。
TAGポルシェ、フェラーリもターボの時代へ。
コスワースDFVがターボ非装着のままで参戦を継続していたのも注目されていた。
従来の安定したパフォーマンスが武器で決定的に劣っているワケでもなかった。
そのターボ時代。
新たなる挑戦者が現れた。
ホンダだった。
IHI製(石川島播磨重工業)のタービンのパフォーマンスが圧巻。
クォリティがバツグンに高く、速い上に壊れない。
それを引き出すのまたホンダ・エンジンだった。
スピリットでF-1復帰を果たし、あのウィリアムズにホンダエンジンが載った。
ドライバーのケケ・ロズベルグ(ご存知の通り、現在活躍中のニコの父)駆るマシンは大旋風を巻き起こす。
当時のフェラーリのターボエンジンはチームを悩まし低迷期となってしまう。
TAGポルシェも後に撤退を表明。
ホンダ、無敵の黄金期を迎えていた。
そして時代はハイテク時代に突入。
ターボ使用は昨年の2013年まで禁止となった。
Posted at 2014/06/07 14:07:47 | |
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