Nジャン(N-JUNKIE)のブログ一覧

※タイトル画像：All effects - Photofunia(http://photofunia.com/)　

今日は、下のお嬢と女房殿が午前いっぱいと午後の少々の時間に所用でお出かけ。
オイラ一人でお留守番。

数年前だったら迷わずアイツのエンジンに火を入れてお決まりの場所に行っていたナァ。
風が強めで一面の青い空と白い雲。
東に聳える富士山に弥が上にもテンションが上がっていただろう。







しかし…
今日はガレージのシャッターを開けた。
空っ風吹き荒れる冬本番寸前。



先日のNISSAN R391もオマエさんも怒っているのか。
悲しい眼をしているのか。

セレナもモコも代わりにはなれない。
限りある予算の中で今は全く投資が出来ず、我慢を続けるしかない。
春が来れば、より一層厳しさを増す。
この国の税のシステム、絶対おかしいぜ…

わかってるサ。
足回り、もう限界なんだろ。
オーリンズはオーバーホール必至。
どうせならブッシュも…
リアのブレーキキャリパーもオーバーホールだろ。
当然オイル全交換だし。

悪いね。
もう数年、待ってくれや。
一度手放したらそう簡単に戻ってくる事はないことくらい知ってるサ。

2019シーズンが終わった。
ただそれだけ。

面白いネ、個人ともなるとこんなにレポートも短縮するんだから。

それにしても未だにアレコレと…
そんなにオイラの今後が気になるのかいな。
何も無いよ。
ただ好きな事、好きなようにやりたいだけだし。

何かが待っていると信じていたけれど、結局、何も待っていなかった。
それより何より大事なモノが手元から…

そう簡単な事じゃないよナァ。





2019.12.13
Ｎジャン

～ 裏腹 ～

GT-R、Zの50周年。
確かにそれは素晴らしい。
だけど、その他のクルマは展示で終わっていた。
ま、それ以上は言うまい。
事情は想像に難しくない。

テラスから流れるマシンを見ていた。
「速いね」
それ以上は言葉が荒れそうな自分。











何か今年は、予期せぬ事が突然やってきた。
「そんなメに逢ってきたのなら、もうやめなよ。」
「無いよ。もう。」
普通な人ならそういうよね。
だけどステキな程にイカれてんだって、オイラはよ…















富士に足を運んだのはこれで何回目だったかな？
もう数える事も忘れている。





Blogを書くにあたって、どう描こうかこれまで結構現場では、考えていたけれど、今回はそんなつもりもなかった。



終わっちまったなぁ…

だけどもう決めている。
しからば、何か始めないとネ。

「Nジャンさん、『あの人は今』状態になっちゃうよ。」
いいじゃねぇか。
元々単なるファンだっただろうが。



プログラムはグランドフィナーレ。



既にオイラは歩き始めていた。
ピット内のモニターを見ていた。

今回は何かサプライズがあるワケでもない。
何かズバ抜けた嬉しいニュースがあるワケじゃない。

太陽が傾き始めた西の空。

家を出る前、セレナのリモコンキーの電池が予告も無しに突然切れていた。
替えたばかりなのに。百円ショップの安電池が裏目か。
高速道路の混雑。
そして入場のアレコレ。
Club NISMO会員が機能しなかった。

「オマエは来るな」と言われているようで。

夏の事件も。
「オマエは帰れ！」と言われているようで。

NISSANに嫌われたかな。。。。。。





～ おわり ～

「2019年最後、令和元年最後の満月の夜」とＤＪ。
確かに今夜の月はまん丸。
澄んだ空に印象的な月が浮かんでいる。

クリスマスムードの街中。
イルミネーションも鮮やかだろう。

どっこい、こちらは街外れの通勤コース。
華やかさ無縁。
だけどそれなりの趣はあるワケさ。


※画像：http://www.pakutaso.com

ちょいとばかし若いのがオイラに言った。
「Ｎジャンさん、取リ柄って何かあるの？」

愉快な質問だ。
「あるわけねぇだろ、ばぁか。見りゃわかるだろ。」と答えてやった。

取り柄のないクズだって生きてていいだろが。



面白過ぎるぜ。

～ Be a racing performer ～

何故かヘアピンでカメラを構えた。
一番スピードが落ちる初心者向けのスポットと言われるところ。
他にも良いトコあるけれど、何か移動が面倒になって「今日はここでいいや」という感じ。

写真撮影どうこうもあるけれど、オイラの場合、妙なインスピレーションも浮かぶのであった。









勿論、通り抜けるマシンにカメラを向けた。

GT-R。
Z。
今更ルーツを説明するまでもない。
日産に存在する２つの流れ。



何度も描いては追いかけて。
追いかければ追いかけてるほど遠くに見える蜃気楼のように。




天使のような 悪魔の笑顔。



富士スピードウェイに響き渡る６発エンジンサウンド。
全開で駆け抜けてくる100Rからのアプローチ。
旧レイアウトの頃の最終コーナーのように。



サーキットを駆け抜ける日産のハコ。
こんなに心惹かれるのに、オイラには何故そんなに冷たく接するのか。



憧れのブランドNはスキャンダルに揺れた。
我が家の大事なNは、ヒューマンエラーに苛まれる。
居心地の良かった場所は温かみのある場所ではなくなっていた。
叶えてくれた青も曲がり角…



令和という時代。
オイラは何処に向かおうか。

～ つづく ～