※タイトル画像:シズシン団長、お借りしましたよ。
◇文章中画像:All effects - Photofunia(http://photofunia.com/)
今年も開催された富士24時間耐久レース。
ギャラリーとしてはレースは勿論、キャンプやインベントも楽しめる内容。
今年の富士24時間レースは、率直な感想として結構荒れた展開かと…。
レースは完走最優先。
順位は完走してからナンボ。
わかっちゃいても荒れてしまうのは、誰もが負けず嫌いだからではないか?
レーシングドライバーが負けず嫌いじゃなくてどうするよ。
久しぶりにGT-Rが勝った。
SuperGT GT500では不振が続いているだけにホッとした自分。
オレンジ色はシンプルイズベスト。
S耐にはオレンジ一色のダイシン、GTにはブルー一色のカルソニックが存在する。
GT-Rにお似合いの色だと個人的には思う。
かつてはその名を馳せたベテランドライバーさんが参加しているチームの存在も面白いところ。
そして若手の筆頭。
24時間の向こう側を求めて突き進む面々。
一番の話題は水素エンジンを積むルーキーレーシングのカローラスポーツ。
一流ドライバーの面々の中にモリゾウこと豊田章夫社長が乗り込む。
水素と言うと爆発のイメージが強い。
そう、あの
ヒンデンブルク号の事故のイメージが強すぎるのも要因のひとつ。
しかしトヨタの水素燃料車は安全であることを証明する為にモリゾウさん自らステアリングを握ったという。
実に男前な社長サンだ。
その水素エンジン車。
モータースポーツ関係者のみならず一般のマスコミさんも大注目。
実験の要素が多く、他のマシンとは展開が違う模様。
今回のレース全体における順位(リザルト)はお世辞にも凄いとは言えないけれど、この初めの一歩というヤツは大きな大きな意味がある。
挑戦はやらなければ始まらない。
結果なんぞ二の次三の次。
順位結果は芳しくなくとも、この挑戦はライバル達が(トヨタに)及ばないリードであることは明らかだし。
さて、今年も富士24時間が終わった。
闘った戦士の皆さんに心より尊敬と敬意を込めて拍手を。
Posted at 2021/05/23 16:42:52 | |
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