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国産車のメリットは、日本国内に限って表現すれば、「とにかく便利だ。」ということ。
国内ユーザーのニーズが理解できているし、いざという時のサービスが全国のディーラー網で安心。
しかし、欧米の輸入車となるとステイタスシンボルとしては彼らが上。
それは歴史と伝統がモノを言う。
ところが、アジア車が幅を利かせてきたらどうだろう。
国産車より遥かに安い高級車。
それでいて質感もレクサスやメルセデス並みとなってきたら、例えトヨタでもウカウカしていられないのではないかな?
実は一昨日、突然リビングに設置してある液晶TVが壊れた。
電源を入れて音声は出るけれど、画像が出なくなった。
使用14年、買い替えても不思議ではない。
あまりにも急だったのでココ最近、各電器店を回って買換え候補のTVを探している。
国産メーカーの商品は正直、その価格に今のオイラでは悩んでしまっている。
かつてのTVより高性能、新機能満載なモノが店頭に並んではいるけれど、価格・表示金額は当時のモノとあまり変わらない。
当時の同等なパフォーマンスの部分ではコストは下がっている筈。
しかしその分、新技術の盛り込み、多機能化している。
そんなオイラを横目に並んでいるのは某国製のTV。
国産メーカーよりリーズナブルなのである。
店員さんが言っていた。
「こちらの海外メーカーの液晶画面とこちらの国産メーカーの液晶画面って同じ会社が作っているンですよ。」と…
国産メーカーが割高になっているのは、新技術のコストのみならず、宣伝(広告)コストが含まれているのだという。
高性能多機能の中国製TV。
スタンダード機能の国産TVよりお安く提供となるとグラッとくる。
問題は品質がどんなレベルのモノなのかわからないという事。
スマホのi-phoneがAndroidよりシェアが上回っている。
国産メーカーのスマホは、i-phoneのシェアまで奪えていない。
日本製が負けている。
海外メーカーの工業製品が、日本マーケットへの参入を目立せている昨今。
国産メーカーと同等かそれ以上の機能で、それ以下の価格となると、グラツクというモンだぜ。
かつて日本製品が海外製品より圧倒的に抑えた価格と、惜しみ無く注ぎ込んだ品質は優れていて、米国で大人気となり「日米貿易摩擦」なる状態がニュースになった。
今度はその逆で国産メーカーが更に優れた海外製品に圧迫される状況になった。
早いハナシが、「やったことが、やり返されている」という状況。
国産メーカーさんも、かつてあったメーカーが消滅したり、海外メーカーに事業を譲渡したり、買収されていたりしている。
工業製品の国産メーカーさんはもうイージーな ¨ 左手団扇 ¨ という時代が終わってしまった気がする。
価格競争、品質競争…
それでいてコロナ禍、物価上昇、半導体不足…
地球のどこかで空が赤くなったし。
更に先日は北の地でまたもや大地震が襲ってきた。
果たして国産メーカーさん、幅を利かせてきた海外製品による向かい風、世の中に吹いている厳しい風は、クリアできるか?
ウカウカしていられませんよ。
Posted at 2022/03/23 21:25:38 | |
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