
~ 静かな風は吹いていた ~
事の発端は某SNSの仲間内でZAP SPEED 10VED チームの稲葉摩人選手(以下、敬称略「摩人」にて失礼致します)を応援する事になった。
摩人は昨年、カートからステップアップしFJデビュー。
デビューウィンを果たした「スーパー高校生ドライバー」として周囲を驚かせた経歴がある。
しかも彼は我が静岡県長泉町出身、同じ静岡県人という事もあって一目置いていた。
偶然にも彼がオイラの事を存じ上げてくれていた事が嬉しく思えた。
2022年6月25日(土)。
早朝、家を出た。
S耐の24時間の時とほぼ同じ。
本当は一人の予定じゃなかったけれど、急遽スケジュールが合わなくなった我が家。
まぁ、結果それで良かったのかもしれない。
NV100クリッパーは相変らず女房殿がジャック。
今回もセレナで行ったワケだが、これが結果オーライとなった。
朝の5:00に家を出る予定、ところが起床、この時間という事に少々慌てた。
今回新東名高速道路を利用。
交通量はまぁまぁ多い。
遅くなったと少々焦ったけれど仲間内でオイラが一番到着したという謎(苦笑)。
少しずつ仲間が集まってきた。
すると摩人が直々にご挨拶に来てくれた。
昨年までは高校生、今は大学生。
「え?普通に運動部の学生さんじゃね?」というイデタチ。
ご挨拶をままに彼が戻ると富士チャンピオンレースの一日の幕が開けた。
考えてみればビッグイベント以外に富士へ来たのはいつ以来だったかな?
SuperFJクラスの予選開始。
ラベンダーカラーのゼッケン14。
摩人はすぐに分かったのだが、同時にもう一人のドライバーの存在にオイラは気付いてしまった。
摩人とタイムを競い合っていた一人、ゼッケン15、Okabe Rn-sports KKS2チームの「小松響選手(以下、敬称略「小松君」にて失礼します)」の存在。
「そうじゃん!小松君、SuperFJじゃねーか!!」
昨年、ご本人にお会いしたんだよね。
お気付きの方もいらっしゃると思いますが「Okabe」である。
あの岡部自動車サンのサポートがしているチームである。
こちらはこちらで我が街、藤枝のチームだったりする。
Super耐久シリーズ、ゼッケン15の小松一臣選手は彼の父である。
※Nジャンさんと岡部自動車さんについてはこちら↓

・
https://minkara.carview.co.jp/userid/116827/blog/46166653/
なんとシビアな事に応援二刀流を余儀なくされたオイラ。
しかもこの二人がライバル同士というオイラにしてみたら切ない思い。
SuperFJ、筑波・富士シリーズなのだが今回は鈴鹿参戦組がエントリーしてきている。
強豪が顔を揃えているという厳しいレースだという事がよくわかる。
ホーム組か遠征組か…
予選結果、ポールポジションはゼッケン5、FTK・ㇾヴレーシングガレージ 岡本大地選手。
セカンドポジション、ゼッケン56、DIXCEL/ROYAL 森山冬星選手という鈴鹿遠征組がフロントローに顔を揃える。
そしてセカンドローに小松君と摩人が顔を揃えた。
セカンドロー二人は悔しいだろうなぁ。
しかし、予選は予選。
アタックタイムでは負けたけれど、レースの勝負はコレが全てじゃない。
さぁ、どう出る、各選手。
決勝が楽しみになってきた。
まさかこの後、摩人と小松君が一騎打ちになるとは思いもしなかった。
~ つづく ~
Posted at 2022/06/26 10:55:59 | |
トラックバック(0) |
Nジャン レポート | 日記