※タイトル画像は以前撮影したモノです。
国産車は10年10万km走行は耐えられるように作られているらしい。
但し、保証はもっと少ない数字になるのだけど…
高度経済成長期の頃、車検ごとに乗り替えたり、長くても4~5年で乗り替えるユーザーが多かった。
時代はバブル景気の頃になると一斉に乗りたかったクルマに乗り替えたりした(傾向です)。
「まだ乗れる」というクルマが溢れ、最先端のクルマが売れに売れたのだけど…
バブルが弾けて、長期に渡る不景気突入。
容易にクルマの乗り換えが出来なくなると、手放さず乗り続ける事になるのだが、コレが乗り替えなくても、国産車の技術向上により、多少のトラブルはあれど十数年は乗れる事にユーザーが気付く。
すると必然的にクルマが売れなくなった。
そこであの悪名高い旧車増税が姿を現した。
我が愛機、BNR32型 スカイラインGT-Rなのだが、結構なハイペースで乗ってきて、10万Km走行辺りから走行距離の伸びは失速した。
その理由は簡単、女房殿と一緒になった頃である。
その後、様々なテコ入れを行ったけれど、14万Km付近で現在のような動態保存となった。
後輩がZ33型 フェアレディZが愛車で、もう随分永く乗っている。
彼がオイラのスカGの走行距離を聞いて驚いていた。
「何でそんなに乗ってないの?オレのもう16万kmだよ。」
逆に驚いているのはオイラの方だ。
オーバーホールも無しでエンジンもミッションも好調だという事。
更に上がいた。
BL型 レガシィが愛車の同僚。
24万km走行、これまたオーバーホール無し、エンジンもミッションも絶好調。
ボクサーエンジン特有のオイル漏れも無い。
今の国産車はメンテナンスをキチっとやれば10万kmオーバーでも技術向上により、普通に走れる。
それどころか海外へ輸出されている国産車も現地では30、40万km走行車両なんぞ普通に走っているという。
10万kmオーバーともなると我が国の場合、下取りも買取も厳しくなる。
ユーザーも手放し頃と判断するケースも少なくない。
だからといって10万kmオーバーでも、まだまだ走りますぜ、最近の国産車。
Posted at 2022/08/20 20:08:54 | |
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