
~ DEAR ALGERNON ~
屋台村にふと現れたホンダ応援団ぱこぱこ団長。
初めてお会いしたのは07年のJGTC、大雨の鈴鹿最終戦。
まだお互い面識もなくバッチバチだったのを覚えている(苦笑)。
その翌年、トヨタ系応援団と日産応援団のコラボ企画を展開した時、オイラを通じて申し入れをして頂いたのが、彼だった。
あれからもう17年か…
その後、グラスタで走りゆくマシンを見ていたオイラ。
そんな時、無限団長が声をかけてくれた。
オイラは言った。
「ねぇ?応援旗コラボやらない?」
アッサリ断られた(苦笑)。
ま、そうだろうナァ…
独り思う事があった。
「そっか… フォトヤマ(日産応援団カメラマン)も同じこと思っていたのか…」
自分ひとりぼっち観客席に座る。
飲み過ぎたアルコールに任せ、葛藤やら何やらが駆け巡る。
吉田拓郎氏の「人間なんて」、山崎まさよし氏、SMAPの「セロリ」がクロスしている自分。
そっか…
気付くのが遅いぜ…
♪Oh 乾いたこの街で またひとつヘマをしたぜ
先人がオイラに言ったことがある。
「悪気はないだろうな。だけどサ、向こうの行動でわかっただろ。」
「信頼なんて(相手次第で)安物のガラスみたいなモンでサ… 簡単に割れてしかも尖ってやがる。」
それを身に染みてわかっているようでわかっていない自分もまた滑稽。
笑いを提供できない出来損ないの道化師だ。
あるエンジニアが言う。
「空気抵抗ってのは、ベタベタくっついてくるワケです。それをいかに回避して上手く利用するかを我々は考えているんです。」
尖る事はできても、うまく利用する事ができない自分は何だろうナァ。
「富士スピードウェイの社長さんがね、皆さんがこんなに楽しんでくださるのだからモニターを増やしたんですよ。」
そんな情報を耳にした。
誰もいない日産応援団。
旗が横たわっていた。
そんな時…
誰も知りやしないNジャンさんがやっていた事。
言わぬが「粋」というヤツだな。
一旦、駐車場に戻るか…
そんな時、降ってきた霧雨に気付いた。
セレナに乗り込んでクーラーボックスの中の缶チューハイを開ける。
そのまま寝落ちしてしまった。
翌朝…
「やべぇ、寝落ちだ。また夜明けのシーンを見ることが出来なかった。」
~ つづく ~
Posted at 2024/05/29 22:12:47 | |
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