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彼の名は「チャイニーズボーイ」。
勿論ニックネーム、それもモービル用(パーソナル無線)だ。
オイラとは高校の時の同級生。
オイラは彼にスキーを教わったのであった。
ヤツはそんな事もあり、週末のゲレンデが大好きで4WDを必要としていた。
まだ若かったからスポーティーな要素が必要だった。
そこで彼が手に入れたのはマニュアルミッションのU12型ブルーバードSSS ATTESAの4ドアハードトップ。
ターボ無しのツインカム。
前期型だった。
ところが、春が来てノーマルタイヤを履かせてもフルタイム4WDの威力、物凄いグリップを見せた。
砂浜を走らせても(当時の未舗装通路エリア)グイグイ走らせてオイラのド肝を抜いた。
やがて彼は更なる上を目指し、クロカン4WDに乗り換えたが、オイラはあのブルーバードの印象が強く残っている。
日産はそのブルーバードにラリー用SSS-Rを準備していた。
こちらはボディ剛性を目論んでセダンに準備された。
このU12型ブルーバードも同じ日産のシルビア/180SXと同じように後期型に2000ccの4気筒エンジンSR20型エンジンスイッチする。
ところが本格的なラリーカーはブルーバードではなくパルサーGTi-Rにシフトしてしまう。
取り残されたブルーバード、5ドアのオーズィーを追加。
2リッターハイパワーエンジンにフルタイム4WD。
更にラインアップは5ドアを追加。
やっていることがインプやランエボよりも遥かに早かったのに。
4ドアハードトップと4ドアセダンの二刀流で売り出したU12型。
当時の流行と守りはわかるけれど二刀流ではなく、ひとまとめにすればナァ。
そこにオーズィー追加も悪くなかった、
その後モデルチェンジしたブルーバードはこの4WDのATESSAをウリにしなかった。
もう一度書こう。
やっていることがインプやランエボよりも遥かに早かったのに。

Posted at 2025/03/25 20:46:52 | |
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記憶のクルマ達 | 日記