先日 あまり成績のよろしくない学生さんが 通う高校の前を通りかかった時のこと。横断歩道で停車してると 目の前を 体格のいい それなりの恰好をした男子学生が ダルそうに^^;歩いてた。
そして、自転車を杖替わり?にして押して 歩く あ婆さんとすれ違った。
すると そのお婆さんが、歩道に入るなり、車道と分つコンクリートに自転車のペダルを引っかけて、転んでしまった。
もう殆ど渡ってしまってた 不良?学生は 気配に気づき、サッと踵を返し、お婆さんの元へ駆け寄って、抱え起こしてやり 自転車を起こしてやり 散らばった荷物を前籠に戻してやってた。
そして お婆さんの 打ち付けたであろう腰の辺りを擦ってやり、顔を覗き込んで 何やら声を掛けているようだった。
深々と礼をする お婆さんに ひょいと手を上げて 戻ってきた学生さんに、クルマの窓を開けて サムアップして 迎えてやった^^
こちらを確認した彼は、張り子の虎のように 首をヒョコヒョコと上下に振りながら、照れくさそうに 笑って通り過ぎた。
その顔の なんと 美しく 可愛く 男前であったことか!
助手席で M-3は 泣いていた^^
「ええ子やわ~、素敵な子や~、学校に連絡して 表彰してあげやなアカンと思うわ~!!!!!」とかなんとか 叫んでた^^;
あの慣れた身のこなしから 初めてのことではなさそうで、勉強は出来ずとも 真っ当な家族のもとに 真っ当な教育を受けて育ったのだろう。
天皇陛下のお気持ちを無視し、国益も無視し、私利私欲のみに邁進する政治家共が跋扈するこの国の暗黒の未来に、一条の光を見た。
彼のような 若者がいる以上、日本の未来も捨てたもんじゃない。
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2021/07/08 01:07:58