お盆なんで、お墓の掃除をしてきた。この時期になると 決まって思い出すのは、普段 猫のように大人しい父親が、突然に立ち上がって激怒したこと^^;
テレビのアナウンサーが、国民栄誉賞の発表をしていて、「美空ひばりさんの歌は、戦後の人々に希望と安らぎを与えました! そしてここに賞されます~」なんてね。
そして 父親が テレビに向かって 怖い顔して^^;
「ひばりの歌なんぞに 救われたことなど 誰一人として無い!何が国民栄誉賞じゃ! 馬鹿にするな!」・・・・と^^;
そうなんだろうね、歌手や スポーツ選手に与えられる 国民栄誉賞、的外れやんね。 時の政府のウケ狙い。ご機嫌伺いの何物でもない。
父親は、どうしてもと言うなら、本当に国に殉じた者にやって欲しいと願ってた。
例えば 特攻隊の 若い命を散らした 六千数百名に・・・・
災害復興に尽力する人々に・・・・
少なくとも、必ず現場に現れるボランティアの名物爺様に・・・・
この国は、明治維新で サムライと公家のクズ(生き残り)に託され、先の大戦で 欧米に機密を売って 命長らえた、国賊戦犯共のクズに毒された。
次に戦争が起これば、クズ中のクズが残る^^;
絶対に 次の戦争は回避しなければならない!
でないと 日本は終わるぞ!と 父親は 云ってた。
それにしても、何だか 世界中が きな臭い。
ましてや 我が国は 自然災害にみまわれ、荒んでる。
御免やで、親父・・・日本は 終わるかも知れん・・・・
親父も 生きてりゃ 99歳!
亡くなる一年前に、病院の駐車場にあった 世界一美しいと云われたBMW3.0sc。
「俺、あれに乗ってみたいわ~、憧れや~」
親父は 乘れるよ!絶対に。 諦めなかったら必ず買える!と言ってくれた。
3.0は いい出物がなくて、E36-M3になったけど・・・・^^;
親父を 外車には 一度も乗せてやれなかったけど、今の愛車 992カレラを 見せたら、喜んでくれただろうなぁ~
敵兵のM1カービンは、水に浮くんや! 我が国の38歩兵銃は重くて負担にしかならん!日本に勝ち目はなかったんや!と 親父は云ってた。
それでも 戦後に 日本車は 世界を席巻し、愛されたよ^^
親父、喜んでくれ、992カレラは 同盟国 純ドイツ製や^^
日照りの 墓場にも、秋の気配を想わす 微風を感じた。
親父が 肩を抱いてくれたように 思った。
Posted at 2024/08/12 01:59:27 | |
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