fusaoのブログ一覧

福岡から　大学時代の友人が　訪ねてきてくれた。　　こいつは　日本拳法部の猛者で　共通点など　どこにも　無かったが　妙に気があった。　　レスラーのようなのに　オシャレな男で　私の　服装の色合わせ　が　気に入ったんだとかで　声を　かけて来たのが　始まりだった＾＾。
私達が　学生の頃は　学生運動も終焉を　迎えつつあったが、　今だ　ヘルメットに　タオルマスク　角材を
持った学生達が　拡声器で　反体制を　叫んでいた。
「同志よ！」と言いながら　肩を抱いて　持論を押し付けてくる　彼等を　私は　祖父の受け売りの　国家主義論で　ヤツは　得意の暴力＾＾で　論破？するのが　面白かった。
面白半分で　成田空港の鉄塔に篭って　機動隊と　闘おうと　チャーターされた　バスに　もぐり込んで
東京に着く頃には　半数を　宗旨替えさせて、　東京見物だけして　帰って来た。＾＾
こんな　無茶な事できたのも　ヤツの　お陰であった。

そんなヤツも　ＵＳＪに　連れて欲しいと　せがむ　娘の　アッシー君に　成り下がってた＾＾
「たこ焼きが　食べたい」と言う　娘に　「そんなもん　食いモンじゃねぇんだよ！」　と　優しく諭して、
こんな時しか　私も　食べれない　　名残鱧と　松茸の懐石を　食べに　行ってきた。

ヤツの福岡の家に　行ったとき　ヤツの母親が　振舞ってくれた　手料理が　大変美味しかった　と　話したら　嫁と子の前では　言わないでくれ；　みたいな顔をした　のが　印象的だった。
「やっぱり　たこ焼きが　良かったわー」と　ごねる娘を　小突きながら　「今度は　二人だけで　会いたいよな」と　目で囁きあった。

３０年以上経っても　以心伝心であったのが　嬉しく思えた＾＾。