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2012年11月14日 イイね!

四角い頭

四角い頭築120年の 町家を 改築して 丹波 柏原町にて 鹿肉専門レストランが 開店している。

ここの オーナーシェフは 背が高くて ヌボーっとした 大人しい 青年で 俳優の松山ケンイチに
ソックリなのだが、 料理の腕前も さることながら インテリアを 含む造形的センスも 凄い。

畳の和室と 板の間の洋室があるのだが どちらも 梁から 電線を 碍子に絡めて 直接 裸電球を
吊るしてみたり、 間仕切りに 襖ではなく 大きな装甲板のような 戸板を使ったり、 食器は 気にいった 作家さんに 造ってもらったり 自身で 製作したりで、お店すべてに 彼の 息吹が 吹き込まれている。

また 鹿喰にかけて 四角いものを 多用し、極力 丸いものを 排除 あるいは 目立たなくしている
のも 面白い^^。  トイレなども 例外ではなく そんな所も 楽しめるように 工夫されている。

まぁ、機能的では無いにせよ とても 楽しい空間に 仕上がっている。

私の店も 自分で設計したのだが 殆どを 動線優先の 機能性ありきで 作っていて、こういうのを
見せられると やり直したくなる^^;

ただ、若い人の 新しいセンスに 苦言を呈する訳ではないが、和室の床の間に 着物の帯を 飾ったり 自作の 苔で出来たオブジェを 置いたりするのは どうなんだろう?

やはり 床の間には 気の聞いた 軸と 可憐な花を 生けるべきではなかろうか?

もはや 和の美というものは 伝統として 受け継がれてきた 美であって もうすでに 江戸期に
成熟 完成されていて 現代において 変化 変貌出来得るような 代物では ないと感じる。

新しい物の 創造は 大いに結構ではあるが 真に完成された 様式美にまで 自分流を 吹き込むのは 日本人として 感心できる ものではない。

そこ 以外は 味も ボリュウムも 価格も 言う事なしで 大変良い お店で、 ちょくちょく 利用は
させてもらってるのだが・・・・・・・(^^)/~
Posted at 2012/11/14 00:48:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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