ポルシェ911カレラが納車されて、三か月になろうとしているが、年間5000キロ以下しか走らない私が もうすでに 2000キロ走っている^^一度エンジンに火を入れると 十分に暖まって、金属膨張による 気密性が最高値になるまで しっかりと暖機運転をして、短距離を走っては、頻繁にエンジンを止めたりしない という、空冷911の乗り方を そのまま 継承してしまってるからである。
多分、最新の水平対向エンジンは、そこまで気を使わなくても いいとは思うが、あの頃を想い起こさせてくれる 音とフィーリングが、その気難しい扱いに誘導されてしまっているようだ。
なので、水温よりも、油圧と油温計の値が、常に気になる^^;
最初の頃は リッター9キロはいけるか?と考えてた 燃費も、市街地走行では 5~6キロと、空冷時代と大差ないレベルで、少々ガッカリしてる。
しかしながら、最初に感じた 出だしのモッサリ感が 影を潜め、最近では 過不足ない加速を楽しめるようになってきた。
今まで 四気筒ターボのMT仕様に乗っていたせいもあり、出だしの加速感は 最高であり、自在でもあったのだが、PDKになったいま、それは機械任せでしかなかったからだ。 エンジンの当たりも付いてきたようだし、PDKも 私の運転癖を勉強してくれて、なるべく私の意向を汲もうと努力してくれてるみたいだ^^
4000回転を越えたあたりからは、胸のすく 気持ちのいい 息の長い加速が楽しめる。 流石ポルシェのエンジン! ターボであることを忘れるくらいに、レスポンシブルだし 7500の限界まで 吸い込まれるように噴ける。 扱いやすい とってもいいエンジンだ。
しかも よく曲がる。 空冷911は、操舵にも独特の癖があったが、水冷になってからは、特に 992になったいま、どのような状況においても タイヤの接地感が 薄れるような事はない。
どっしり安定してるようでもなく、軽薄な軽さがある訳でもなく、程よい落ち着きをもって、クイックだと感じれる 旋回性能を有している。
ホイールベースは MINIより50mmも短いのに、トレッドは 100mm以上幅広いのだから、そりゃもう クイックで当然である^^;
ボディーも大きくなったとはいえ、歴代911と比べての話で、このクラスのスポーツカーと比べれば、断然にコンパクト。
私が許容できる、ギリギリのサイズに収まってる^^
フロントオーバーハングの長さからくる、スポイラーの破損も、8度の傾斜のある 我が家の駐車場でも かすりもしないので、全くもって杞憂であった。
ポルセンの911中古車すべての顎下が、消しゴムのように削れてたのは何故?と あらためて 思う。
ブレーキも 21インチの大径ホイールに 37mmのローターでは、見た目には 実に頼りなく映るのだが、急制動であろうが、微制動であろうが、素晴らしい仕事をしてくれる。 カレラでは 前後のブレーキローターの大きさは一緒で、キャリパーの大きさが 前だけ大きい。
この前後のバランスが最高で、殆ど ノーズダイブを感じず、座り込むようにブレーキが 効く。 このクルマに これ以上のブレーキは無い!
素晴らしい ブレーキだ。 これ以上望むなら PCCBしかないだろう。
うん、いいクルマを買った、いや 買えたと思う。
パワーもサイズも、そして価格も 私が今 扱える ギリギリ頂点のクルマであるにも係わらず、その 馴染加減は 旧友のようである^^
カレラGTSのMTや、GT-3もターボSも、上を望めば 沢山あるが、価格もあるけど、その 美味しい処を味わう度量が、私には不足してると思う。 超絶気持ちいい!!!!を 一秒味わうGT系より、 そこそこいい気分を 5分味わえる カレラが私には合ってるようだ^^
川口春奈ちゃんと握手するより、NNB渋谷ちゃんと 一夜を共にしたい! そんな感じかな^^ 分かるかな~分かんねぇだろうなぁ~。
Posted at 2022/02/20 01:29:41 | |
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