今月号のエンジンという雑誌に 911特集が、組まれております。期待は しておりませんでした^^;が、案の定 面白くなかったです;;
前編集長の鈴木氏の文章は、短編小説を読むが如くに楽しいモノでしたが、現編集長の村上氏、そして 彼を取り巻く 編集者達の文章力に魅力が感じられずにおります。
今回も、対談形式で、992GT3-RSについて 書いてありましたが、乗り心地が GT3よりも良くて 乗り易い~てなことしか 判りません^^;
総じて 内輪の話で完結しており、評定が 読者に向いておりません。
ただ、編集長の村上氏は、大のポルシェ通でして、愛車は 鈴木氏から譲ってもらったボクスター。
長期担当車は 996カレラ4Sで、911ラバーでもあるので、911に対しては 賛辞しか 書いてありませんでしたね^^
この雑誌に限らず、大抵の編集者の文章には、スッと・・・曲がる?止まる?走る?というように、スッと という表現が 多用されてるのですよ。
私、これが 大嫌いでして^^;
スッとでは、クルマの動きや 感覚が 正確には 伝わりません。
滑らかで 素早く 静粛に・・・・という事なんでしょうが、その 度合が分からない。
読者に クルマの有様を 自身の感覚を通して 伝えることが、仕事である 彼等であるのに、表現力が乏しいとしか 言いようがありません。
そんなわけで、鈴木氏が 編集長を務める雑誌を渡り歩いておりましたが、とうとう すべての雑誌から身を引かれましたので、エンジンという鈴木氏が創刊した 雑誌を購読しておる次第です。
この 表現力というのは、個の力量であり、雑誌社の資質とは 関係がないので、なんとも 仕方なしであります^^;
ただ、そのスッと・・・という便利で容易な表現?を使わない ジャーナリストも いらっしゃる。
鈴木氏も そうですが、 フェラーリ教の清水氏、スーパーカー評論家の西川氏ですかね~。
鈴木氏は 早稲田、清水氏は 慶応。 西川氏は 京大と 皆 高偏差値大学を 卒業なさってるのは、偶然というより 当然なのかも知れませんね^^
早稲田、慶応の文学系は 理解できますが、西川氏の京都大学 理工学部卒というのは、意外ではありますが^^;
杓子定規で堅苦しく感じる^^?のは そのせいかも^^
まぁ、何事も 学歴や その難易度に 左右されるモノではありませんが、少なからず 関係してることも 確かでありますね。
鈴木氏が、フェラーリの音を表現するのに、ワグナーの交響曲を引き合いに出しておられて、余計に難解になってしまったのは、私の見識不足でしたが・・・^^;
みんカラにも、内容は 様々ですが、綺麗で 読みやすく、気持ちのいい文章を 書く方々が 多数いらっしゃるので、今後も 勉強させて頂きたいと 思っております。
Posted at 2023/10/07 02:13:58 | |
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