遅ればせながら、ブラッド ピット主演の映画、F1を観てきた。あまり 期待はしていなかったのだが、これが中々面白くて 痛快で、秀作であった^^
この数年間、観た中でも 傑作ではないかと感じた。
ミッションインポッシブルは、相変わらずの滑稽さだったし、国宝も 真の歌舞伎の世界観や 文化庁が求める 人間国宝の有様は、全く表現されてなかった。
しかし、F1は そのスピード感と 迫力! レースに係わる 人々のガッツが伝わり、興奮したよ^^
欧州で生まれたF1が、優雅で緻密で権威的なモノであるのは 周知の上だが、アメリカ人が描く F1の世界は こうも奔放で野趣なモノなのかと 驚いた。
ヨーロッパの伝統と格式から生じる、押しつけがましい正義観が、火の粉のように 自由を求める 主人公のアメリカ人ドライバーに降りかかるのだが、それを ものともせず、豪快に闊達に 潜り抜けてゆく様は、常に知的制御を強いて生きる 我等日本人には 正に目から鱗^^
余生は こんな風に 生きててみたい・・・・そう思わせる 映画だった。
アメリカ人に限らず 世界中の男は、こうありたいと願うであろう^^
金のために 走るんじゃないんだ‥‥最後まで 走る理由は明かされなかったが、男なら分る クルマを操り 走る 欲求と衝動。
本物のF1関係者や 本物のルイス ハミルトンまでもが 出演していて、F1フリークにも 十分に楽しめる作品になっていたと 思う。
なにより F1マシンの 美しさに 目を奪われた。
Posted at 2025/07/26 01:16:02 | |
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