クルマ好きが 嵩じて、趣味と語れるようになって、齢を重ねてくると、その選択は かなり プリミティブで原理的なモノを求めてくるようになり、ケータハムやロータス、モーガンなどに興味が湧いてくる。そのクルマとしての 本質的性能、自由な移動の担保以外は、有しない潔さに、そして そのバンカラ的 機能的 美しさに惹かれる。
また、その対極にあるのが、アストンマーチンやフェラーリ、ベントレーに代表される、超高級!超高性能車のジャンルであり、これもまた クルマ愛好者の 垂涎の的であり、ケータハムやロータスと同じく、到達点でもある。
どちらにせよ、所有するには、それなりの覚悟と度胸が必要ではあるが、クルマ好きとしての自負と 承認欲求は満たされるのは、間違いないことだ。
そこで、ポルシェ911というクルマは、はたして どちらのジャンルに入るのだろうか?
一般的には、丁度 その間、中間的存在と位置づけられるのだろう。
911といっても そのバリエーションと価格帯は多岐にわたっており、幅広いので、オールジャンルと言ってもいいのだが、私が求めている911像というのは、プリミティブジャンルに 位置づく。
そうなんだ・・・・そういう想いで、992を新車注文する際に、なるべく少なく、必要としないオプションを省いて、必要最小限にした 素のカレラを目指したじゃないか。
オススメされた、スポーツエキゾーストもガラスサンルーフも走るという事自体になんのメリットもなく、ただ重くなるだけなんで 断ったし、レザー内装も 経年劣化による 縮みや浮きを嫌って、パーシャルレザーのグレイにした。
スポーツクロノパッケージも 必要なかったけど、初期型は 付けないとモード切替スイッチが 備わらなくて、使い勝手が悪そうだったので、涙を飲んだ^^;
スポーツカーは、ルックスは最重要なんで、ホイールもインチアップして大径を奢ったが、それ以外は 素の中の素である。
そんな992カレラではあるが、乘る度に 十分過ぎるくらいに満足している。
いや、これぞ 911だよな、と感じてる程で、スポーツカーは、ポルシェは、これでいいんだ!と思うのである。
今、生産枠を待ってる 992.2カブリオレは、OPテンコ盛りの 高級車に成り下がってる^^;
曇りの日か、夜しか屋根は開けれないし、スポーツクロノパッケージもエキゾースト等々もいらないし、皮内装も電動シートも ボーズのスピーカーも要らない!
いや、間違ってた^^; 雰囲気に流されたというか、血迷ってたな^^;
この 注文はキャンセルしようと思ってる。
幸いなことに 今だ10ヶ月以上になるのに、なんの音沙汰もない。
もうチョッと 自分仕様の素カレラ・・・・楽しんでみようかな~。
Posted at 2025/10/13 01:21:00 | |
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