いいのは判ってたのだけれど、ナビすら付いてないという ユーロ仕様のために 興味がなかった アルファロメオですが、今回 マイナーチェンジにより ナビをはじめ 運転支援システムまで 搭載したとのことなんで、 試乗してみることにしました。
試乗したのは ヴェローチェという 中間グレード。
今時では珍しい クリーンなデコレーションで 美しいスタイル。
流石、イタリアンデザインです。 恰好いいですね~。
これで 2ドアボディーのクーペがあれば 心揺らぎますね~^^;
ただ、鋼板部分と 樹脂部分で 微妙に色調が違う^^;というのは ドイツ車や国産車に慣れた 身にはチョッと辛いです。
スプリントという 廉価版と比べると このヴェローチェ(速い)は 圧倒的に恰好いい! 280馬力のパワーといい 惚れてまうがな!
ブレーキも ブレンボが 奢られていますが、少し容量不足ですかね。
踏み加減は 欧州車のそれで 好印象ではありますが、高速域では効きが足りませんし、低速域では 微妙なコントロールを受け付けません。
十分なテストもせず 取りあえず 高性能なやつ 付けときました~って感じですわ^^;
内装は 古典的ではありますが、中々よく出来てます。
素材を上手く使い、高級感を演出してあります。
シートは フル電動ですし、操作系のタッチにも 高級感があります。
感動するのが この コラムに固定されてる 金属性のパドル。
重くて ガッチリした操作感と この大きさに驚きました。
積極的に 使ってくれ!という メーカーの意思なんでしょうね^^
ダッシュも ドアも 綺麗にステッチが入っていて 恰好よろしい。
でも ナビはダメですね^^; カラーも解像度も 内容も 20年前です。
トムトムとかいうメーカー^^;だそうで・・・・なんで国産にせえへんのや。
走りは もう イタ車ですね。
280馬力もあるんで 速いですよ。 しかも 何もかもが 軽い。
特に ハンドルが軽いので、スパッ!と鋭く曲がる。
怖いくらいの 回頭性と 軽さです^^ A110程ではありませんが。
DNAという 車両特性切替装置を使っても エンジンのツキも サスの硬さも 大きくは変わらないように感じました。
どちらも ノーマル状態でも 十分 尖がってますから^^;
エンジンは 5000回転くらいまで 鋭く吹けるので、硬いけど しなやかな脚でもって チョコマカと走り廻るのは とても 愉快で痛快。
A110同様に 山岳のワインディングを走り廻ると 爽快で楽しめるクルマだと思いました。
ただ 5800回転くらいで 燃料カットが入る;;;
ツインカムエンジンなのに あと1000は廻って欲しいやん~^^;
昔から アルファのツインカムは 廻りませんね。 中低速重視型です。
それと 高速域に達すると クルマの接地感が なくなってきます。
走ってるというより 滑空してるような・・・・
しかも ハンドルが 超軽いので 怖いんです^^;
そして ブレンボが この領域では 役立たずで なお怖い^^;
エンジンは 軽快で それなりに いい音奏でてますし、街中を 軽快にスピーディーに駆け抜けるには もってこいのクルマです。
美しいし 恰好いいので 目立つし、自慢も出来ます。
完璧な アルファが欲しいのなら クワドリフォリオの510馬力をどうぞ・・・ということなんでしょうね。
私は クワドリフォリオで 見積もりを取ってみましたが、 総額で約1300万。 ベースがこれなんで、4駆ならともかく 2駆で 510馬力フェラーリ由来のハイパワーエンジン。 危ないですね。
アルファロメオ ジュリア・・・・ 常に綱渡りをしているような 危険で不安定な状態でないと 生を感じれない 変態さんには 超おススメできる お車となっておりました^^
私は 変態ですが、 やめておきます^^
Posted at 2021/03/20 02:01:49 | |
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