さて、智くんのケイマンは 大型リアスポイラー以外は フルノーマル。スポーツクロノパッケージも付いてない、潔い仕様だが、パドルシフトレバーとスポーツマフラーは後付けされてるようだ。
キーをシリンダーに差し込み、捻るとエンジンが目覚める。
6気筒らしい 滑らかな感触が、クルマ全体に伝わってくる。
23000キロと 走行が少ないのに、室内のヤレは 7年落ちに準ずる。
スモーカーパッケージが付いてるので、タバコを吸ってたんだろうね~
しかも、サーキットも走ってみたいで、体臭と汗とタバコの匂いが 充満していて、チョッと閉口^^; 中古車はこれがあるから、私は買わない。
クルマ屋も クリーニングしてから 引き渡ししてくれれば いいのに。
左ハンドルなんで、左足の置き場は広い。 自由なスタンスで乗れるのもいい。
ギアレバーをドライブに入れて、そろりと 発進してみる。
PDKの繋がりも非常にスムース。 992型の8速より いいかも?
徐々にスピードを上げてゆくと、何とも言えない 高揚感が 押し寄せてきた。
走りが、スムースで滑らか。 しかも アクセルワークに俊敏に反応して、思い通りの加速とスピードを維持する。
エンジンも 高回転まで なんのストレスもなく レッド近くまで廻るし、トルクに衰えがない! 流石、自然吸気!
私が今までに試した、ケイマンは GTS4.0も含め、すべてが 8000キロ以下の 新車状態であったためか、何処かに引っかかりを感じたり、角のようなものが回転感の中に感じたものだ。
特に4気筒の718は そのエンジン音の 騒々しさに まいってしまったものだ。
皆さんが、 6気筒の自然吸気を 求める気持ちがよく解った^^
適度にこなれたエンジンが こんなにいいとは^^
新車から乗ってると 中々感じえない事だと思う。
サスペンションも含めて、角の取れた 丸さを感じる、素晴らしい乗り味である。 PASMSの可変ダンパーも付かない、素のサスだけど、これがまた いいのよ^^
しっとりと滑らかで、丸い走りをする。 ミシリともいわない高剛性ボディーに支えられた、上等なサスペンションは いい仕事をしてる。
ただ、左のサス、特に左リアのサスのダンピングが、少し弱いような?
サーキット走れば、大体は左から傷むからね。
4万キロくらいで、交換した方が いいかもね。
車線変更や 追い越しの際のレーンチェンジでも、流石にミッドシップといえる、俊敏で 安定感抜群の動きをみせる。
911はリアが重いから、ノーズは入っても リアが ついてくる感じがするけど、ケイマンは まるで平行移動するかのような感じ^^
正に スポーツカーである!
これ程 思い通りに、自由に走り廻れるクルマは、ないと感じた。
911に比べて、安い部品が使われてるのは 仕方のないことだが、純然と走りを楽しみたい人には、うってつけのクルマだ。
A110にも スポーツカーを感じたけど、エンジンパワー、フィール、安定感、どれも ケイマンSの方が 圧倒的に上だと思う。
智くん! いいクルマ買ったな!
ただ、中古車相場より 100万近く高いのは、どうかなぁ~^^;
まぁ、今後 値下がりすることは、ないかもね。
大事にし~や~^^ でも、乗ってナンボ!のクルマやからね~^^
Posted at 2022/02/03 01:30:41 | |
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