さて、智くんの 981ケイマンなんだけど、深夜の市内を 約50kmほど走ってみた。6万キロ近く走ってる 個体の割には ボディーも足回りも しっかりしていた。
その辺りは、流石にポルシェ!と思わせるものがある。 これがBMWであれば、ボディーは軟軟 サスはガタガタの可能性が高い^^;
白い塗装も 綺麗だし、ガラスにも大きな傷は 皆無であったが、ヘッドライトに 小傷が多いのは気になった。
2.7Lの自然吸気6気筒エンジンは、スムースに廻って、普通に走る限りは 十分なパワーを持っているが、 Sの3.4Lと比べると 全域でトルクが薄く、回転上昇速度、パワー、音質までが まるで違う。
特に トップエンド近くでの 炸裂感は S用の感動的までの快感には、遠く及ばないのである。
992型の カレラとカレラSでも、 違うとすれば このトップエンドの炸裂感であるが、ターボエンジンである このモデルでは、快感とまではいかぬし、さして 大きくも違わないが、981のSとの違いは 経験してしまうと 絶対に Sを選べ!と云いたくなる位に 違うし、是非とも そうするべきだと 確信する。
これが、GTSともなれば、どれくらいに 感動的なのか!と気になるところでもあるが、自然吸気のキャパの違いとは、ここまで凄いのかと 感心してしまった^^
トルクが細いので、アクセル開度に 車速追従が 若干遅れる。
ATモードでは、Sではスムースに移行する キックダウンも、一秒程の間をおいて 成されるので、イラッ!としてしまう 自分がいた^^;
スポーツドライビングを堪能したいなら、モードは スポーツ+で、マニュアルに切り替えて、パドルを弾く必要がある。
そうすれば、2.7のケイマンも スポーツカーとしての 役目を果してくれそうである。
回頭性も、Sの剃刀のような 鋭いものではなく、所謂乗用車的な 穏やかなものになっているし、ダンパーをハードに切り替えても、明らかに体感出来る程の違いは見せず、常に上質なライド感を保つ。
Sモデルは、サーキット走行も含めた スポーツ走行を、素モデルは 市街地を主体とした 一般道走行を想定して、キチッと すみ分けしてるようである。
どちらも いいクルマではあるが、 私が 選ぶなら Sの左ハンドル。
これでないと 私は 要らない^^
それと 一時間も乗ってると、右脚が 怠くなってきて 足首に違和感が出てきた。
992や 718と比べて 約20mm、ペダルが 左にオフセットされてるせいで、右脚に負担がかかり、疲れが溜まり易いようだ。
ブレーキホールドも 付いていないので、市街地では 相当に 疲れる。
智くん、気付けて 走るんやで~、今度は 壊すなよ~^^;
ワシみたいな 爺様には、 程よく速くて スポーティー、滑らかで 優しく疲れない 992カレラが、ピッタリやわ~^^
Posted at 2022/07/08 01:18:31 | |
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