□ＮＹ　TAXI事情

　20年以上前に行ったことのあるNYですが、当時と比べると街の雰囲気は非常に安全になっていました。当時は、昼でも危険なので絶対行ってはいけない地区とかあったのに、今ではそこまで酷いところはないそうで。また汚い、ぼろい、ぼったくりの代名詞だったいわゆるイエローキャブ・・・タクシーもとてもキレイになっていました。しかも、半数ぐらいはフォードやトヨタのハイブリットですし、初乗り幾ら、距離で幾らと料金がドアに明示されています。


　車はキレイになりましたが、タクシードライバーは移民でアメリカに来た人々がまず始める職業ということで、今でも英語が通じない、とか道が分からない、ということもあるようです。

　でも今回の旅で、一番印象に残ったのが、真夜中3時過ぎにホテルに帰るために乗ったタクシーでの出来事。「日本人？おれは日本人好きだよ」ってとこから始まり、ホテルの入口が夜中は一箇所閉まっていることもちゃんと教えてくれたし、最後料金を払った時も正直だったし・・・(以下超訳でｗ)

ドライバー「5＄だよ」
私(7＄を渡し)「それ取っておいて」(チップ込み込みで7＄という意味)

ド(札を数えながら)「・・・おれに何＄くれるつもりなの？」
私「・・・？」
ド(札を私に見えるように数えながら)
　「1.2.3.4.5.6.7・・・アンド20＄？(笑)」

なんと、1＄札に20＄札が紛れ込んでいたのを正直に教えてくれた、ということでした。
「ユーアーグッドガイ！サンクス！」って言いましたとも(笑)