
全く酷い目にあった・・・突然やって来た警官達に逮捕され、とっかえひっかえ、いろんな役人達の尋問を受けて、やっと釈放されたら、もう3ヶ月も経ってるじゃないか。いや、ハッキリしないが数日分ぐらいは記憶が飛んでるような気もする・・・栄養剤と言われた注射、あれはきっと自白剤とか、そういうもんだったんじゃないか?
ま、結局の所、俺のせいじゃないってところは分かってもらえたようだ。当たり前だ。俺は善人ってわけじゃないけど、ネットを飽和させるようなでっかいことをするほど悪人じゃねえ・・・というか、危うくマフィアに消されそうになったんだから、俺も立派な被害者だ。
あれは捕まってすぐだった。マフィアの仕事内容を喋っちゃ俺の命が危ないって泣いたら、役人共は、あの男を連れてきたもんな。奴は世界で一番不機嫌な男のような顔をして、役人に促されて(もちろん、裏でとびっきりのネタで脅されて)棒読みで言った。
「・・・お前は本当のことを言え。その事で私や私の組織がお前に危害を加えることは、ない」
「・・・危害を加えないと約束する・・・私だけじゃなく、私のボスも、
な」
あんだけおっかない連中を言いなりにしちゃうこいつらはいったい何者なんだ?いろんな連中が尋問に来たけどどいつも最初は「どうやって、例のサイトにアクセスした?」って事から聞き始める。で、不思議なことに1ヶ月ほど経つと「いったい、どうやって内容を書き換えたんだっ!」って、イライラ度120%で聞くようになってきた。さらに一ヶ月経つと「お前の仲間がいるんだろう?」となった・・・良く分からないけど、どうも例のサイトの内容が変わって来ているようだ。
で、今日、突然保釈された。「今日まであったこと、体験したことは他言無用だ」って。
「誰かに喋ったら、どうなるか・・・わかるだろう?」ってのが
実際ヤバイいんだけど。
・・・で、俺は今日までの酷い体験をさっそく喋ったね。昼飯を食った屋台のオヤジから、同じクラッカー仲間に片っ端から電話をかけて喋りまくってやった。
それと、もちろん例のサイトにもアクセスしてみた・・・ああ、もちろん、404NotFoundってなったけど・・・いや、ちょっと調べてみたけど、あの404エラーは政府の遮断だね。他の404エラーとは違う。それくらいは俺には分かる。あのサイトは生きているし、きっと政府は躍起になってアクセスしてるんだろうさ。
好奇心は猫も殺す、って言うけど抑えきれないね。ネットカフェにしけ込んで技の限りを尽くして(笑)アクセスしてみたよ。下にリンクを張っておくよ・・・で、俺は消える事にするよ。探しても無駄だぜ。
hallo world.ch
再見! JM
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Posted at
2010/07/11 22:08:03