
それは一日目の夜のこと、宿のPCで天気チェックをすると・・・な?明日は一日雨?(驚)出かける前に天気図を見て、秋雨前線は日本南岸、東北地方は小さな高気圧が移動中、という感じだったので、雨は全くの想定外でした。困ったことに妻の雨具を忘れてきました。
さらに9/18付けのブログを発見「まったく釣れない。一人流れ込みに入った人だけ釣れていた」という内容に暗澹たる気分になり、その夜は寝つけぬまま翌朝を迎えました。
翌朝は7時からたっぷり美味しい朝食を頂きながら、ペンションのオーナーに雨具を売っている場所を教えて頂きました・・・が事情を察したオーナーは奥様の雨具を貸して下さるとのこと。雨の中での行動は雨具の性能で楽しくなるか、苦行になるか(下手したら身の危険になるか)が決まるので、一挙にテンションUP↑。本当に助かりました。
ギャラリーもどうぞ。
本日の釣り場は「
裏磐梯フォレストスプリングス」という自然湖をそのまま利用した、日本最大級の管理釣り場です。なんでもレイク水面面積は45000㎡、付属するポンドは4000㎡、合わせて49000㎡の広さです(と数字を並べても実感沸きませんがw)。レイクではカヌーで釣りをするスタイルになります。元カヌー乗りにして、元バス釣り師、現初級トラウト釣り師、しかも大好きな裏磐梯というロケーション・・・今回の旅行はこのために来た、というのが実情です(笑)
宿から8分ほどの釣り場に到着すると、雨具まで完全装備した私達的には釣りにはおあつらえ向きの微風小雨。受付でスタッフのおばちゃんに状況を聞きます。
「良い
ですっ!(即答、きっぱり!)」
ええ?今まで見た最近のブログでは、この時点で「釣れないデスよぉ~。一日券じゃなくて2時間券にした方が良いデスよぉ~」という極めて率直なアドバイスが返ってきたようなのでビックリです・・・詳しく聞くと直前の週末はどの船(カヌー)でも釣れた、とのこと。
早速カヌーに乗り込んだのが8時過ぎ・・・先行カヌーは皆無♪、というかポンドも含め本日のお客は我々夫婦のみ!49000㎡を貸し切りです・・・ですが申し訳ありません。全く歯が立ちませんでした(笑)
水色は予想以上にマッディ、透明度は20cmくらいで水温は多分16~18℃くらい、気温(11℃)より水の中の方が温かい状況、カヌー周囲でのライズは5分に一回くらい(少ない?)。レイク奥流れ込み側の水深8m付近ではじめ、妻は表層~1.5mくらいをミノー、クランクベイトで、私は表層~ボトムを2.2gMIUと3gBUXで(ただし縦釣りは未収得なので巻きで・・・で反応無し。

次にレイク真ん中の広い部分、水深1.5m~3mに移動して同様に投げ続けます・・・ここで妻に待望の一尾目!・・・10cmほどの小魚が(笑) その後、風が強まり寒さがつのる中、風裏岸際に移動・・・でも、木に引っかかったルアーを悪戦苦闘して回収したりで、集中力の限界を超え(笑)、トイレに駆け込む形でレイクは11時頃撤収としました。スイマセン(;´_`;)
トイレのついでにおばちゃんにポンドの状況を聞きます。
「良い
ですっ!(即答、きっぱり!)」・・・ホントに?(笑)

でも、ポンドに移動すると確かに生命感たっぷり、あっちこっちで3秒おきくらいにマスがジャンプしています・・・ライズではなくジャンプなのがやや違和感があるのですが(笑)
水質はマッディ、透明度10cmちょっと、水深は2.5~3mくらいかな?(3LbナイロンラインにMIU2.2gで4~5カウントくらい)。まず私はミノーとスプーンで、妻はミノーとクランクベイトで、管理棟側から釣りはじめます。ここで私のスプーンに待望の一尾目・・・ウチダザリガニが釣れました(;´_`;)

嫌な感じがしはじめた30分後、半周した一番奥でまずは妻にホントの一尾目が来ました。尻尾は残念ですが、体高が高い!重い!すげー走る!3拍子揃った30cmオーバーの見事なレインボーです(サスガ)。すぐに同じように立派なのが妻に釣れ、気持がほぐれて来ましたので、私は自作クランク「
ヒツジクランク」を投げてみます・・・表層10cmほどをプルプル引いてくると、下からアタックする銀色の魚体がギラリと光ります。風の切れ目水面が凪ぐと見えるのですが、一投で3回くらいはギラリとします。

ドキドキしながらカラーを変えつつ投げていると、数回のアタリののち、私にも待望の立派な一尾目(40cm弱)がシルバーグリーンのヒツジクランクに来ました♪すぐに妻にも濃ミドリヒツジクランクに(ちょっと小さな25cm)。時間は13時頃、ボウズ脱出できて、ホッとしたのでここで昼食に。

昼食はレストランで名物のトラウトカレーを。強風の中で冷え切った身体をストーブで暖をとりつつ、サービスで出して頂いた自家製の枝豆と一緒に頂きます。そこでスタッフのおばちゃん達から、いろいろ話を聞きましたが、今年の夏はやはり異常で、ポンドは一時水温27℃まで上がり、放流したトラウトは翌朝には全部腹を出して浮いてしまったとか・・・可哀相な状態だったようですが、今週からやっと活性が上がってきた、とのことでした。
昼食後は時々薄日も差す状況になってきました。ヒツジクランク中心にいろんなプラグで表層を釣っていきます。けど、アタリも多いしフッキングもするのですが、パワフルな魚にやられっぱなしです(汗)特に魚が見えないのでランディングまで行きません。何度も
ぷつんと切られ、ルアー消耗戦になったのですが、
ぷつんのあと見渡すとプカリプカリとルアーが浮かんでいて、回収出来ます(笑)
で、そん中、妻が「ひゃー」と珍しく声を上げたので見て見ると・・・
竿の先端半分がありません(笑)前半分がすっぽ抜けたのですが、これはよくある事なのでゆっくり巻いていけばOK・・・がその状態で元気なトラウトが
ヒット!あっという間に
ぷつんと切られ竿先はポンドの底に(悲)。横目で見ていた私にも同時にヒット・・・集中する間もなく
ぷつん(泣) 自作ヒツジクランク量産型深ミドリがMIAとなりました。(ちなみに妻のプラグはその後プカプカしていたのを回収出来ました。)
レイクは惨敗でしたし、数的にも少なかったのですが、パワフルなトラウトは満喫出来ました。透明度が無く相手の魚体が見えない状態で、ラインの動きだけでやりとりするのは難しいですね。もう少し上手く対応出来るように精進が必要なようです。
結果
私はネットイン1尾 10回以上のバラシ(汗)
妻はネットイン3尾 5回以上のバラシ
ぷつん、されたルアー4個・・・そのうち3個は回収できました(笑)
□本日のロストルアー
・スプーンプリズムデザイン ファットバディ1.3g 銀 1個
・自作ヒツジクランク量産型 深ミドリ 1個(泣)
□本日のロスト ロッド
・SZMのトラウト何とか5.6feetの前半分(1700円相当w)
※↑これは補充ということでランクアップしたのを買ってもらえます♪
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Posted at
2010/09/29 11:13:52