
長らく我が家のダイニングテーブルの照明はダイクロハロゲン(白熱球)でした。いくらLEDが省エネだと言っても、食べ物を照らす灯りは演色性が命。納得のいくものがなくてLED化が成ったのは21世紀にもだいぶん入り込んだ今週の月曜日です。
(と言っても演色性についてはまだ満足は出来ていません。ぎりぎり我慢が出来るレベルです。)

GoogleHOME導入以来の照明刷新計画@ステイホーム週間の総仕上げとして、スマートライトの大本命フィリップスのHUEシリーズを導入したのです。高すぎて思いきれなかったのですが、GWセールだったので、ね。
←手前の四角いものが「HUE Bridge」という制御・通信ユニット。スマート電球は「ホワイト・グラデーション」という調光(照度)と色温度(2200K~6500K)が可変できるタイプです。ブリッジとセットになっていた2灯のほかに、アウトレット品の3灯セットも同時に購入しました。

HUE Bridgeは宅内ルーターと有線LANで接続します。我が家のポンコツルーターはWiFi(2.4GHz帯)の同時接続数がすでに一杯なので、この仕様は助かります。また、Bridgeとスマート電球間は
ZigBeeという規格で接続されているようです。ブリッジ1個で50個くらいまでのスマートデバイスに対応できるそうなので(しかも、有線LAN1つしか占有しない)、拡張性も十分そうです。

スマホ(やiPad)にHUEのアプリをインストールし、Bridgeと接続認証したり、各電球と接続させたり、一通りのセッティングは必要ですが、ここらへんはさすがにスムーズに進みました。最後にGoogle HOMEとHUEのアプリを連携させて事前準備は完了。
←HUEアプリのプリセットの画面。色温度と明るさをワンタップで設定できます・・・まあ、名前のポエムぶりが何ですが(笑)

実際にテーブルを照らすライトの色温度を変えてみたのが左の写真です(順番がバラバラで恐縮です)。晴天時の青っぽい光から、こってりとした赤い光まで、無段階で設定が出来ます。
ちなみに、ライトが目に入るとまぶしいので、A4コピー紙を適当に丸めてシェードにしています(笑)

色温度が変えられるという事は、例えば昼間は白い光、夜は赤い光といった設定が出来るということです。室内の照明の色温度を屋外(≒自然)と合わせることで、人間の体内時計周期を正しく整える、というサーカディアンリズム照明が実現できます。
←実際に在宅勤務も意識しながら(笑)HUEアプリでセッティングしたのが左の画面。基本は時間帯毎に色温度を設定しておいて、必要に応じて照度はGoogle HOMEで調整する、という感じでしょうか。設定の切替は「即時」から30分まで5分刻みで設定できます。30分かけてゆっくり色温度や照度が変化するのは、設定した本人でも気が付かないくらい。これは良いですね。

色温度や照度を設定していたら、妻が「白いコピー紙のままなんだ」とか言うので、簡単にラインだけ印字した紙に替えました。シェードはおいおい選ぼうかと思います(また、物欲がw)。
HUEアプリでは、自分の家の場所に応じた「日の出」「日没」をネットから取得してくれるので、「日の出」の前30分から赤い光をフェードインし、「日の出」から30分かけて白い光に替えながらもっと明るくする、なんていう設定もできます。
※ただし、20/5/6現在、HUEアプリの「日の出」を選ぶと、デバイスの操作が「OFF」しか選べない、という状態になっています。アプリ更新を待つしかないかな。取りあえず6:00になったら徐々にフェードインする設定にしています。ちなみに「日没」はちゃんと設定できました。

テーブル用の3灯以外に、フロアライトをHUEに替えました。環境光として使うため、余っていた障子紙を丸めて、高さ1mくらいのシェードにしてみました。テーブルとほぼ同じ設定にしましたが、これで部屋全体の雰囲気は充分変わってくれそうです。
スマート電球はあと1灯残っていますので、うまくベッドルームでもサーカディアン照明として使えないかと思っています。これからまだ在宅勤務も続きそうなので、効果があるのか、気分がいいものなのか、検証していきたいと思います。
ブログ一覧 |
▽ICT とか | 暮らし/家族
Posted at
2020/05/06 23:57:56