
先週末から始まった試乗熱に浮かされ、今日もちょっと試乗してきました。今回は先週予想以上によかった
猫足プジョー308を受けて、マジックカーペットと呼ばれるシトロエンのハイドロニューマティック(今は違う呼び名のようですが)に乗って来ました。題して「腰に優しいハイドロ体験」と(笑)
シトロエンは10年以上前に知り合いのCXやエグザンティアに乗った事があったので、ハイドロ足の気持ちよさは記憶の深いところに残っています・・・が流石にそれだけ古い記憶ですから、相当ステレオタイプに整理された言葉としてしか頭の中に無かったのですが、今日試乗してみると「ああ、確かにこんな感じ」と背中が思い出した、という楽しい体験となりました(笑)
我が家から最寄りのディーラーまでは幹線道路を10kmほど。あまり詳しくリサーチしなかったので、シトロエンとプジョーを一緒に扱うディーラー(ショールームは別々の建物ですが)にやや驚きつつ、まずは一通りのラインナップを見学。まずはサイズ的に魅力の
C4に乗り込んでみると、さすがはシトロエン、個性的なコックピットです。(↑の画像はC4ピカソですがC4系のステアリングは格好良くて気に入りました。)
センターメーターは好きではないのですが、ステアリングのあたりの造形は格好いいですし、ボタンの配置されたステアリングのセンター部分は固定されていると聞くと操作性も良いのではないかと。なにより「マシュマロのようだ」と言われるシートの柔らかさ(+深さ)はそれだけで幸せになれそうです(笑)シフト部分のパーツに見覚えがあったので聞いてみるとプジョーと共用だとのこと・・・308とは兄弟、というか従兄弟同士という感じだそうです。
しかし今回はハイドロ足を体験したかったので、
C5ブレークに試乗することに・・・こちらのコックピットは水平方向に広がりのある、個人的には間の取り方にしまりがないと感じる(笑)大らかなデザインで、かつてのCXを思い出しました。個性的なので悪くはないと思いました。
走り出すとすぐに背中あたりに違和感というか、
キモ気持ち良いというか、独特の感覚を感じます・・・ハイドロ足はやはり面白いですね。ちょっと慣れちゃえば離れられなくなる気もします。試乗コースもまたC5に相応しく大きくうねる広い道・・・急坂や細かいカーブは無く、コース設定は相当優秀だなぁと(笑)
ただしエンジンは2Lでトルクは20kgmほど、諸元を見ると車重は1.48t・・・印象としてはこの数字通りでやや非力かなと。また古さを感じる4ATのせいもあるのか、ちょっとした坂では盛大にキックダウンしないと加速しません・・・動力性能を云々する車では無いのですが、流石にストレスが。
なんて書きましたが実のところC5はすで本国では
モデルチェンジ済みだそうで、ディーラーでも展示車と試乗車のセダンとブレーク各1台しか在庫が無いと・・・不勉強な事夥しく恐縮致しました(笑)
梅雨明けを思わせる酷暑の中での試乗でしたが、マジックカーペットによる妙なる外界との隔絶感は体感気温を数度下げていたような気がします。それにしても、いつになったら新しいC5は日本にやってくるのかなぁ(笑)
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★試乗とインプレッション | クルマ
Posted at
2008/07/05 22:19:47