
思い起こすと、私のプラモデル癖は小学生の頃、接着剤でドロドロになりながら時々作ったのがはじまりでした。近所の文房具と駄菓子とプラモデルが一緒に置いてあるような店で、脈絡もなく買って、作って、遊んで、壊していました。一番のお気に入りは1/700の
ウォーターラインシリーズ。特に空母は小さな飛行機が沢山付いていたのでお得感があったのを記憶しています。
その後、まとめて作った時期が3回あります。
第一期が中学生の頃です。
1/72(1/76)のAFV(戦車をはじめとする戦闘車両)を片っ端から作っていました。当時世田谷の上野毛に住んでいたので小遣いを握りしめ、自由が丘の「マミー」という店によく自転車を走らせたものです。ええ、電車代を使うのが惜しかったということだったんですね。手持ち資金とプラモ箱を見比べながら、資金を使い切る事に徹していました(笑)。この時私の基本的な経済感覚が形成されたせいか、40を過ぎた現在でも「持っている金は使い切る」という基本姿勢は変わっていません(笑)。塗装とかは面倒くさかったので、どいつもこいつもオリーブドラブ一色でしたが(笑)
第二期は今から8年程前の30歳代の前半です。(写真はその頃作ったものごく一部の現存機たちです。)
元々会社ではパソコンとかを一番最初に仕事に取り入れたのですが、やっと自宅用のPCを購入したのが28歳の頃。Windows3.1のPCでやりたかったのは実はミリタリー系フライトシミュレーターでした(笑)。苦労して英語MS-DOS環境での起動ディスクを作ったのが悪夢の記憶として残っていますが、その後いくつものフライトシムをやるうちに、ふと作ってみようと思ったのが運の尽き(笑)。
F-18にはじまり、LONGBOW-Apache(まだ箱に入ってますがw)まで、フライトシムで飛ばした機体を順に作っていきました。ですからこの時期は現用ジェット機中心のラインナップ。最後の頃に初めてレシプロ機に手を出しました。
で、第三期が今回の一連の
不祥事大戦機シリーズです。
今回はOBを買って、ブログをはじめて、スバルの歴史を知るうちにさらに遡って中島飛行機に行き着いたという事でした。
また通勤時に読む文庫本もかつてはトム・クランシーとかを読んでいたのが、フィクションに厭き、ノンフィクションに共感出来る部分が多くなって来たことが、いきおい大戦機モノに傾倒する一因かも知れません。それぞれの機体の開発の経緯等を読んで作っていくと、いろいろな発見もあり面白いですしね。
プラモデル作りは趣味というには、いつも浅く短い付き合いなので、今回も、ま、夏ぐらいまでは続くかなと(笑)思っています。
Posted at 2006/05/04 17:02:21 | |
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