一昨日の深夜、かりんが虹の橋を渡っていきました。
7歳と10ヵ月、先に星になった姉のあせびと一緒に我が家に来てから、常にマイペースな妹キャラ、でした。ケージから出ると飼い主には目もくれず、一目散にお気に入りの
「お友達」の回収にはげんでいました。興味のあることには熱心だけど、それ以外には全く無頓着、という飄々とした娘でした。

思えば、手のかからない仔でもありました。今まで5本のイタチを送り出しましたが、一度も手術も入院もしなかったのは、かりんだけです。最後だけ一か月毎日通院し点滴を受けましたが、それぐらい。一年ほど前から腎臓が悪くなっていましたが、それに加え、この一か月では肝臓も消化器系にもダメージが出ました・・・多臓器不全、といったところですが、これは老衰と言えそうです。
火曜日、夕方家に帰ると一日でかりんはボロボロになっていて驚きました。トイレが間に合わなくて汚れてしまっていたので、急いで体を拭き、病院で点滴を受けてきました。食欲がないので高栄養パウダーをシリンジで強制給餌。22時過ぎくらいから首がのけぞって足も突っ張るようになり、目も焦点が合わなくなりました。
妻と二人で川の字に寝て・・・川じゃなくて 1’1こんな感じ?(笑) 居間に布団を持ち込んで長期戦を覚悟しました。23時過ぎに1回クンと小さく鳴きました。、15分後にもう一度クン。さらに15分後に3度目のクンと・・・日が変わる直前、「あれ、かりんちゃん呼吸してない?」という妻の言葉に確かめてみると、息を引き取っていました。おいおい、緊張してずっと見ていた飼い主を最後の最後にスルッとすり抜けていっちゃったの?と。

クンと3回鳴いてくれたのは妻と私とぼんたんへの挨拶だったと思うことにします。挨拶済ませて、さりげなくいってしまったので、私たちは号泣するタイミングを逃してしまいましたw。悲しいけど、これでよかったのかな、とも思わせてくれました。
かりんは、飄々と生きて、最後も、飄々といってしまいました。かりんは本当にいい仔でした。
これから、先輩や姉さんが眠る霊園に連れて行って本当にお別れをしてきます。
Posted at 2017/06/15 11:58:08 | |
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