
先週末、仕事で金沢に出張していましたが、2時間ほど時間が取れたので
昨年11月に引き続きちょっと散策しました。ちょっと遅くなりましたが、その時の様子などをどうぞ。(ギャラリーは
こちらをどうぞ)
その日は午前11時頃から散策開始。まずは前回いけなかった武家屋敷跡をうろうろと。美しい土壁の続く屋敷街を歩くと、「
武家屋敷跡 野村家」というちょっと微妙な(笑)名前の屋敷があり中に入ります。武家屋敷の跡地に豪商の屋敷の一部を移築したものだそうで、厳密には「つぎはぎ」遺構ということですが、一見の価値はありました。特徴のある曲水の庭と、真行草一式揃った和の建築(しかも贅を尽くしたもの)は大変勉強になりますので、おすすめです。
次に向かったのが「
老舗資料館」(ここからは
こちらのギャラリーをどうぞ)立派な建物は、元薬屋の店舗兼住宅を移築したものとか。先ほどの豪商の家と比較して商家の造りが興味深いものでした。
と、なんとなくまともな観光をして、次に向かったのが犀川に架かる重厚な鉄橋「
犀川大橋」・・・実は今回の散策は、この前夜「打ち上げのまのま会」の途中、目にしたこの橋に一目惚れしたので、その正体を見極めるのが本当の目的(笑)・・・といいながら、少しふらふらと良い雰囲気の飲屋街とかにも寄り道三昧でしたが。
この橋は大正時代に作られた鉄骨トラス橋。正面から見るとトラスの重なりぐあいが非常に重厚・・・鉄こそ国家の力なり、という感じが良いですね。車の流れをぬって、車道の真ん中で写真を撮ってしまいました(よい子は真似をしないように!)
さらに橋から見える巨大かつ妖艶な雰囲気の木造和風建物も、ついでに正体を正に足を伸ばします。「山錦楼」と名前が見えますが、ちょっと一見では入りにくいですね。(と思ったら、
Yahooグルメにも載ってたりw)まあ、料亭ということが分かったので、そろそろ昼食を物色します。片町という金沢の繁華街方面に進みつつ、金沢らしいものを探すうち、おでん屋を発見。あまり期待せずに入りましたが、そこは創業80年という「
赤玉本店」でした。おでんと共に名物らしい牛スジ煮込みも注文して、しばしまったり、のんびりちょっと遅めの昼食。さっぱりしたお味ですが、なかなか良いものでした。(「おでん」というメニューから想像すると、お値段はちょっと張りましたがw)
ということで、昨年11月から続いた金沢出張シリーズ、今回で終了です・・・勿論、金沢の仕事で大きなクレームでもでも出れば、いつでも、また
喜んで馳せ参じますが・・・というくらい、金沢は魅力のある街でした。
Posted at 2007/03/18 22:58:57 | |
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