
しばらく前の「
好きなプラグにインスパイアーされて作った」という記事に、なんとそのクランクベイトのビルダーご本人から、コメントを頂きました。嬉しいやら、恐縮やら(笑)
私が好きなルアーというのは
Skillfulの
KOROというクランクベイトです。扱っているショップがたまたま会社の近くにあり、一目惚れして購入しました。その時は、そもそもクランクベイトはブラックバスでは一般的ですが、まさかトラウトも釣れるとは思ってもみなかったのです。
KOROはバス用のクランクベイトをスケールダウンしたような形ですが、ハイテクで繊細な基盤リップにとっても軽い素材(発泡ナントカ)で、とても切れの良い、周波数の高い、振動と言っても良いウォブリング-アクション(尻振り)で泳ぎます。
状況によってはそのハイ-ウォブリングをある魚が嫌って避けたのに、そばの他の魚が突然スイッチが入ったように激しくアタックすることがあります。
スイッチを入れる、というのがルアーの釣りの本質だと思うので、そういうプラグは素晴らしいと感じます。
そして、なにより、KOROは造形的に美しく、しかも愛くるしいんですね。
個人的な趣味なのですが、プラグの形は、目玉やエラの形やウロコの凹凸などがあるより、そういったディテールをそぎ落として曲面の美しいカタマリとして見えるものが好きです。ルアーを疑似
餌と解釈せず、トラウトが反応してしまう、動き、振動、色をもったモノと考えれば(そしてそれが正解ではないかと思うのですが)あえてディテールにこだわらないプラグの方が、よりルアーらしいなぁ、と。
ヒツジクランクはロットを重ねるうちに、どんどん形が流線型になって来ました・・・実は当初紙ヤスリで削っていたのを、
スポンジヤスリを使うことで、どんどん削れるようになったのが真相なのですが(笑)
色もどんどん
非自然なものを作ってます(笑)
お手本になるプラグがあると楽しみが増えます・・・その分時間も費やしますが(笑)
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Posted at 2010/11/21 23:18:56 | |
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