
引っ越して間もなく、妻がやや深刻な顔で「スーパーに8つ切りの食パンがない」と報告してきました。朝、食が細い私のために、妻はいつも8つ切り(一番薄い)の食パンを用意してくれていたのですが、こちらでは一番薄くても6つ切りだそうで・・・
またこちらに来て実感したのが、
関東ではほとんど絶滅危惧種になった昔ながらの個人経営「喫茶店」がそこかしこにあり、しかもそこそこお客さんが居着いているという事です。実際私もホテル住まいしていた時は、朝近くの喫茶店で数人の常連さんに混じって、珈琲一杯350円(分厚いトーストとゆで玉子が付いても同じ値段)のモーニングを食べてから出勤していました。

確かにトーストにするには8つ切りでは薄くてカリカリパサパサ、喫茶店では4つ切りくらいの厚みのものが存在感を主張しつつ珈琲と一緒に出てきます(まあ関東でも喫茶店のトーストは厚めですが)。妻は6つ切りトーストの魅力にはまりつつあるとのことで、私の朝食も30%ほどボリュームUPです(笑)
もしかしたら、例えば熱い風呂に我慢して入る、とか、蕎麦はつゆにちょっとだけ浸けてすするという江戸っ子気質と食パンの薄さに何となく相通じる所があるような(ないような?)気がします。
また喫茶店については、頭にカールを巻いたまま入れ、寝間着ジャージのまま寄れて、リーズナブルに軽く食事が出来る(かつ全席全時間帯で喫煙可能な)昔ながらの、やや薄暗い店が身近に支持されているのかも知れません。「カフェ」なんてよそ行きで過ぎて使えない、ということかも知れませんね。

あるいは商店街の総菜屋さんや粉もん屋さんの多さを見ると、外食や中食(テイクアウト物を家で食べる)の比率が高いような感じもします。その一環として喫茶店の需要が高いのかも知れません。
食パンの厚さと喫茶店の生存率高さ・・・なかなか興味深い問題です♪
追記 上の写真の「鉄腕波平」について断片的ですが
記事を見つけましたのでリンクしておきます。
Posted at 2012/02/12 22:11:13 | |
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