
帽子(ハット)を被って出かけるのは結構面倒くさいのです(おいおい)。
特に車、被ったままだと後頭部のツバ(「ブリム」と呼びます)がヘッドレストに当たるので、毎回ぬいでリアシートに置いてと、手順が・・・しかもシートに置いておくのもなんだか落ち着かないし。
←という事で、シートバックに帽子を保持できるものを考えていました。
手前のバージョン1は、ヘッドレストの支持ロッドを使うホルダーです。マグネット付きのホルダーに帽子を引っ掛けてその上からもう一つマグネットで挟む、という構想でした。ただしこれだと帽子が無くてもホルダーが出っ張っているのが邪魔です。
奥のバージョン2では、もっとマグネットに依存して帽子のブリムを挟んでぶら下げてしまおうという案です。これなら出っ張りもないし、ネオジウムマグネットなら十分保持できそうだと。

で、更に構想を練って(笑)バージョン3を作り始めました
←材料は幅38㎜のリボンと直径20mmのネオジウムマグネットとプラスチックのバックルです・・・はい、すごーく簡単なものを思いついたのです。
ちなみに、シートの色ってこれぐらいだったかな、と思いながら、念のためリボンは2色発注しました。ですが、実際のヘッドレストと比べると、全く違っていて愕然w

気を取り直して、リボンを縫います。生まれて初めてミシンを使いました(笑)。妻が昔むかし買った本格派ですが、確かに一生もののミシンですね、重いしボディの剛性も、動作のスムーズさも静かさも一級品・・・これ使うのクセになりそう(笑)

途中をポケット状にしたリボンの両端にバックルを付けました。ポケット状の部分にマグネットを仕込みます・・・さいごにポケットを縫ってしまいたかったのですが、マグネットを入れると、ミシンにくっついてしまって縫えませんでした(笑)しかたないので手縫いしました。
最後に気になったので、マグネットの穴部分に糸を通してマグネットが動き回らないようにしました。

はい、ヘッドレストに縦に巻き付けて、締め上げて装着完了(安直すぎる?w)。バックルはシートとの隙間部分に押し込める位置にしました。ヘッドレスト背面になるマグネットにブリムを当てて、そのままもう一つのマグネットで挟んでしまいます。一番上の図のバージョン2と同様の固定方法です。

実際に取り付けてみました。もちろんこれだとフロント側にもリボンが見えてしまうので、素材感には少しこだわってみたのです(笑)。押さえつける側のマグネットも、引き離しやすいように長めのリボンでくるみました。
違和感ありつつも、まあこれでもいいかな、と。

パナマハットを取り付けてみました。収まり具合はなかなか良さそうです。あとはワインディングを走って落ちなければ合格かな(いえ、パナマハットくらいの薄い生地なら、十分すぎる磁力です)。
という事で、初めてのミシン仕事楽しゅうございました。
Posted at 2018/06/10 11:50:14 | |
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