2005年05月02日
さて、GW真っ最中の月曜日、なんで会社にいるのか分かりませんが、仕事をさぼってパスタ講習会第2回は「パスタ麺の茹で方」です。
麺さえちゃんと茹でれば、パスタ料理は8割方成功したも同然、これはとても重要ですので心して取り組みましょう!
<基本事項>
a.パスタの量
一人あたり、80g~150g
基本的に太麺の方がボリューム感がありますので少なめにし、細麺は多めでOK。成人男性で120gくらいが目安でしょうか。
b.パスタを茹でる水の量
一般的にパスタ100gに対して水は1リットルといいます。が、デュラムセモリナ100%のパスタの場合(最近の市販ものはほぼ100%です)は少なくてもOKです。ウチでは2人分パスタが240gから300gですが、大抵2リットルで茹でています。
c.塩分は多めに!
茹でる時に加える塩は、一般的に水1リットルに対し、小さじ2杯(ティースプーン3杯くらい)ですが、これを最小としてもう少し多くてもOK。この塩水は口に含むと結構しょっぱいですよ。
基本的な考え方は、この塩分で麺の味(塩加減)をすべてまかなってしまいます。逆にソースには、ほとんど塩を加える必要はなくなるぐらいしっかり味を付けるのが最大のコツです。
d.茹で時間
パスタの包装紙に書かれている時間-30秒を基本としますが、あくまで目安。
時々日本国内向けにシールが貼られている製品では、茹で時間が1分ほど長めに書かれていたりしますが、その場合は潔く、原産地時間を参考にしましょう。
<手順>
1.鍋に上記分量の塩水を入れ沸騰させます。
2.分量のパスタを束ね、両手で雑巾を絞るように力を加え、鍋の上でパッと離す、と、きれいに拡がります。
3.急いで押し込むように麺が全て湯につかるようにします。
4.再度沸騰するまではガスは全開!
5.沸騰後は吹きこぼれない程度に少しガスを絞り、麺が絡みつかないように優しくほぐしてあげます。吹きこぼれそうなら少しガスを弱める、息をフーフーする(笑)とかして下さい。そうめん、うどんと違って水を足すことはしません。
6.予定時間の少なくとも1分前から、マメにゆで加減のチェック。一本麺をとり指でちぎって断面を見ます。中心部の白い部分がまだ茹で上がってない部分。ここが髪の毛1本分になったらOK。(この状態を「アルデンテ」といいます)ついでにチェックした麺を食べてみましょう、極、極わずかに芯がある状態です。(このあとソースとあえたりするうちに芯も茹で上がります。)
7.急いでザルに一気に開けてしまいます。チャッチャッと湯を切って完成。
※特に、6の茹で上がりのチェックは30秒、いや15秒刻みで完璧なアルデンテを目指しましょう!
<結論>
パスタの茹で方は
多めの塩と完璧なアルデンテ
これにつきます。
次回は■簡単なトマト味ソース編■の予定です。アディオス!
・・・てなぜ、スペイン語?
Posted at 2005/05/02 12:31:13 | |
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