
今朝起きると妻が「ウェッジウッドが破綻だって!」と・・・毎朝見ている「とくダネ!」でも小倉さんが感慨深げにその事について話していました。ちょっと驚きました。
※左は常滑にあるINAXライブミュージアム所蔵のウェッジウッド製の古いタイルです。(左側にはMINTONと刻まれたタイルの裏が見えてますね。)
ウェッジウッドといえば、
ええしの家の応接間サイドボードの中に飾られたカメオのお皿というイメージがありました(笑)。で、自分が大人になって紅茶や珈琲をゆっくり飲みたいと思い始めると、自然とウェッジウッドのカップとソーサーを揃えてみたり・・・密かなプチセレブ気分(笑)
ウェッジウッドというとまず繊細できれいな絵付けに目が行きますが、ティーカップ等のプロポーションは端正でありながら、豊かな柔らかさに溢れています。主張する絵柄を支える真の力、というものが感じられて好きです。ピーターラビットの
マグカップシリーズも微笑ましいですね。
そんなウェッジウッドの(プチ)ファンとしては、数年前、地元のスーパーマーケットで売られるウェッジウッドを目撃した時はショックを受けました。ブランド戦略として「安い商品で裾野を広げる」方向を採ったのでしょうか?
柔らかで鮮やかなブルーのウェッジウッドショップでベッドカバーや、バスタオルを手に取りながら「でも、焼物屋さんのタオルって、ありがたいかな?」と自問したことも思い出しました。商品群のラインナップを揃えて、「ライフスタイルの提案」ということだったのでしょうか?
それらが今回の破綻の原因だと言うのはあまりに短絡的ではありますが、安易なブランドの安売りと商品の拡大、という部分は多くの(本来は)単一商品(だった)ブランドにとって、一つの試練であるように感じます。
やっぱりウェッジウッドのカップには金や銀の装飾があって欲しいし(ピーターラビットは良いですけどw)、ウェッジウッドの名前の付いたタオルがとりたててきれいに肌を拭いてくれるとは思えないなぁ、と。
Posted at 2009/01/06 22:24:07 | |
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