
GWは引きこもりを決めていたのに、つい魔が差して山に行ってきました。今回は群馬と長野の県境、下仁田と佐久を結ぶ街道上に独特の山容を見せる
荒船山、という山に登ってきました。
←アプローチ途中に見える荒船山。荒波を進む船に見える(画像はその船の艫-やや後ろから見ています。)ことから名付けられたとか。周囲は200mほどの断崖で、上部にはクマザサの台地になっている、とのことです。(
ギャラリーもどうぞ)
今日自宅を出発したのは朝の5時過ぎ。あらかじめ「
ドラぷら」で渋滞予想を調べたのですが、6時頃関越道の東松山ICから高速に入ると、いっぱいいっぱいの交通量。かろうじて80km~法定速度で走り、高崎JCから上信越道に入り、高速を降りたのは下仁田IC。そこからは中山道より一山分南を長野の佐久に通じる山間の道を約30km、最後は荒船山を眺めつつ激しく蛇行し一挙に高度を上げ、標高約1100mの内山峠に予定通り到着。
7:30に歩き始めます。今回は先日購入した
熊除けの鈴の音も軽やかに・・・でも足取りはいきなりどんよりとしましたが(笑)やせた尾根を細かく上下しつつ荒船山の岩壁にアプローチします。天気はあいにくの曇天。涼しくて助かりましたが長い尾根歩きにやや飽きる頃、岩壁の割れ目に沿って登る急登を15分ほど我慢すると台地の上に到達します。
台地の上はクマザサが茂ったまばらな林。不思議なことにほとんど真っ平らです。船の後ろ(艫)に当たる部分に展望台がありましたが、足元は200mの奈落・・・私はゾッとしてすぐに後ずさりしましたw
台地をさらに2kmほど進み50mほど登ると最高地点の経塚山(行塚山)1422mに到着。モヤがかっていて展望は今ひとつでしたので、少し下った所で昼食に(カップヌードル+コンビニお握り)。その後往路をそのまま戻るのですが(これ自家用車登山の宿命ですね)、最後の方は飽きるくらい登ったり下ったり(笑)
内山峠からのコースは高低差こそ300mと手軽なのですが、細かい上り下りと距離があるので思った以上に時間が掛かりました。
下山後はお約束の温泉ということで、
荒船の湯というところに寄ります。流石にGW、人がいっぱい。清潔感は良いのですが
先日の北海道の濃密な温泉の後なのでやや物足りないかな、という感じ。
その後帰路でお巡りさんと親しく交流したり、予想より3時間も早く始まった渋滞に嫌気をさして、下道60kmをひた走って(実際はやはり混んでいてあっちでつっかえ、こっちで滞りつつ)5時間近く掛かってしまいました・・・やっぱり魔が差した、ということでしょうかw
荒船山は特異な山容をそのまま体感出来るのが楽しい山でした。また今回通過した街もココロ惹かれるマイナー観光資産がいっぱいなので、後日そちらを探訪したいと思いました。
タグを辿ったら、美しい紅葉の荒船山(と不思議なハトw)の記事をみつけました。ということでこの記事は、
ここにも逃げない鳩 にTBさせて頂きました。
Posted at 2009/05/04 22:05:05 | |
トラックバック(0) |
□近場で発見の旅 | 旅行/地域