
昨日は北関東群馬の甘楽町と下仁田町周辺を散歩してきました。先週の
荒船山登山の帰路立ち寄った温泉でもらった観光パンフに(珍しく)反応してしまい、今週末はGWの反動で高速も混むまい、ということで・・・高速はそれなりの交通量でしたが、目的地を散歩するうちに出会った観光客はほぼ皆無(笑)ちょっと暑かったですが、当ブログの趣旨に相応しい旅となりました。
自宅を出たのは(この手のお出かけにしては)早めの8:00頃。1時間半ほどのんびり走って、まず到着したのは上信越道の富岡甘楽ICにほど近い
甘楽町。旧小幡藩にまつわる旧所名跡を、400年前に作られ今も流れ続ける「
雄川堰」という小さな用水沿いに散歩します。この雄川堰は農水省の疎水百選(なんでも百選すればいいってもんじゃやないし、基本「百選」系は嫌いなのですが)に選ばれているとかで、良くできた散歩モデルコースマップをDLして持っていきました(文句を言いましたが、この
マップは実際に現地で歩いて作成したと思われる大変良くできたものでした。)
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北関東散歩 甘楽町雄川堰その1
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北関東散歩 甘楽町雄川堰その2
コースはマップとは逆方向に進みましたが(天の邪鬼?)、400年前の用水に今も勢いよく水が流れるているのはいいですね。きれいな水がたっぷり流れていて、それが生活に密着しているという様子は大好きです。雄川堰は残念ながら湧水ではなく、雄川という川から引かれた生活農業用水ですし、現在では農業以外に使われてはいないと思いますが、季節はずれの暑さの中でも水音は爽やかでした。
2時間以上かかって車に戻り、名物のネギや、地元の農産物を買い込んで、次の目的地下仁田町に向かいます。
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北関東散歩 下仁田の街散策
関東在住の皆さんなら「下仁田」と聞けば「ネギッ!」と合い言葉状態かと思いますが、ここは古くから養蚕でにぎわった街。周囲の養蚕農家から集まった繭玉を下仁田駅から鉄道で富岡製糸場に送ったのでしょう。街としては小さいのですが、その規模にそぐわない倉庫があったり、明治大正期にすでに洋食屋さんがあったりと興味深い街です。
街を一回りしましたが、沢山の昭和なもの・・・大正なものまで見かける事が出来ました。街全体に町内放送でBGMが流れていたり、車の通れない「駅前通り」があったり・・・決して観光としてはオススメしませんが、私には良い時間が過ごせました。
甘楽で買った農産物と下仁田で買ったこんにゃくとで夕食は群馬定食、とでもいえそうな豊かなメニューとなりました(幸福)。今回は、全くオススメは出来ない観光スポットです・・・そもそも超目玉スポットの旧富岡製糸場をわざわざ素通り下糸とかご質問もありそうですが、ま、そちらはまたいつか、ということで・・・。
Posted at 2009/05/10 18:12:06 | |
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