
「車なんて走ればいいいじゃん」
「じゃあ、彼女なんて誰でもいいって思ってる?」
と言って彼氏のウエンツ君を羽交い締めにする
ダイハツのミラココアのCMをよく見かけますが、
彼女は明らかに間違っています。
この会話の前に「彼女(を選ぶ基準)は車(を選ぶ基準)と同じである」という前提が必要で、それがあって初めて(かの有名な)
三段論法が成り立つ、と。
って、若い二人が、何かと理由を見つけて仲睦まじく、いちゃつく(羽交い締めというカタチでも)のを、基本的に嫉妬しているだけなんですが・・・でも、もう一つ彼女は大きな勘違いをしているようです。
つまり、男は車を選ぶ時、彼女を選ぶのとは全く違う基準(のレベル)で選ぶ、ということです。
「男は『他人から見られたい自分のイメージ』を車に求める」 と。
小柄の男性が大きなSUVを好む、とかはあまりにステレオタイプなのですが、「高機能だけど高級じゃない(仕事は出来るけど威張っていない)」とか「乗り心地悪くないけど、硬い(オヤジになっても運動しなきゃ)」とか「なにはともあれブランドと価格(俺は金持ちだし、セレブだし、おらおらぁ)」とか・・・(笑)
この場合、貧相な男がゴージャスな車を選ぶ、という「車は男にとってライオンのたてがみみたいなもの」的な部分は分かり易いのですが、金持ちなのに近所の目があって外車は選べないっていう「犬の腹出し服従のサイン」みたいなのは結構分かりにくいですね。一見外からの選択肢を押しつけられているようなのですが、そういった「他人のからの見られ方を気にする良識的な自分を良し」としている、とも受け取れます。
まあ幾分自意識過剰な分析ですが、私の場合はそうです(笑)
※上の画像の車両は「自分不器用ですし、口べたですが、ただ自分の仕事に真面目に取り組めば、きっといつか誰かに認めてもらえるって、思うんすよね」っていうイメージです。
Posted at 2009/08/23 11:48:06 | |
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★徒然に車のことなど | クルマ