
先週、秋葉原に寄る時間が出来て、eイヤホンでいくつか視聴したので、備忘録として・・・
DAP
FiiO M11 Pro : 一見(一聴)して、一皮むけた「音楽」再生に進化を実感しました。一つ前のモデルを買って一年もせずにこれが出た、という点で複雑な心境でもありますが(笑)。M11(無印)は中高音の解像感の高さが際立っていて、そこがいかにも新しくてスゴイ「音」という感じがするのですが、M11Proでは全域にわたってバランスが整って、突出したり暴れたりすることなく一ランク上質な「音楽」が聴こえます。
これのステンレスケースのモデルも試聴したかったのですが、残念ながら発見できませんでした。
イヤホン(名前を憶えている3つのみ)
FenderTEN2 : 目立つ「あのフェンダーのF」に惹かれていました。二つ聴いて高いほうのTEN2が良かったです。解像感控え目、低音が多めですが、全体としての密度と元気なバランスが気持ちよかったです。色もワインレッドに近い質感の高い塗装です。「え?フェンダーってイヤホンも出してるの?」って聞いてもらいたいな、と思うのです(笑)。唯一のマイナス点は、端子が特殊なのでリケーブルに困りそうな所ですね。
MEZE Audio Rai-Penta : 十万円オーバーの機種も試聴できるのが、eイヤホンの良い所。なので臆することなく聴かせてもらいました、ずっと気になっていた機種です。精密な工作精度で作られているアルミのケースは工芸品レベル。かといってそこから聴こえる音はクールすぎず適度にウォーム。ただ、この値段だったらバランス接続のケーブルも同封して欲しいな。ということで、もし、お金持ちの誰かから「良いイヤホンない?」って聞かれたらこれをお勧めしますね。
Victor HA-FW10000 : これを聴きたかったのです(笑)。かつて、その音に3年も恋焦がれた(大げさ?)HA-FX1100の音からどう進化したのか聴きたかったのです。ドキドキながら聴き始めました。と、一挙に押し寄せる圧倒的な厚みと温かみの響き!となるかと思ったら全然期待外れ(笑)。一言でいうと、バランスよく良く下から上まで鳴っています。たぶんそれぞれが上質なのでしょうが、圧倒的な個性を期待していたので拍子抜け(笑)。イヤピースが合っていなかったのかも知れません。あくまで試聴の範囲では良さがよくわかりませんでした、と。
以上、いずれも多少ガヤガヤした店内で、エントリークラスのDAPを使って、決してベストフィットではないイヤピースで試聴した感想です。参考にはなりませんが、自分の備忘録として・・・
Posted at 2020/02/16 17:15:43 | |
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