
誰かに話したいのに、会社の同僚は無関心。かといってわざわざ友人に電話をするほどの事でもなく、独り、カタログを眺めるのにも飽き、結局ブログに書いてしまう自分が不甲斐ない。
けど、書いちゃいます。
新しい車、発注しちゃいました。
基本的に富士重工スバル車オンリーの私ですが、今回は結構色々試乗をし、ココロ惹かれる車もあったのですが、結局はスバルの
アウトバック2.5i というのに決めてしまいました。で、そこに至る間の、ライバル達を書き連ねてみると・・・。
まずは
ボルボ。
XC70というクロスカントリータイプのワゴン。これはもう安全というイメージと
包まれるようなシートに感涙。妻の熱い視線もありで、相当に惹かれました。が、やはり大きすぎてマンションの立体駐車場に入らないとか、格好の割にAWDがイマイチとか、そういう下らない事で踏み切れず。デザイン的には内装はもうため息。巨大なセンターコンソールの質感は見事。何も余分なもののないメーター廻りなど素晴らしい。外装はちょっと私には大げさかな、という印象。
さらに
V50というモデル。これはサイズ的にも運動性能(というかサスペンション味付けというか)は
結構軽快で良い。けど、やっぱりAWDになるとXC70に近い価格。考え込んでしまいました。デザイン的には非常に率直で嫌みのない美しい車です。内装デザインは質感は高いけど、ココロ惹かれる迄にはなりませんでした。
次に
ランドローバー。
まあ、オフローダーといえば、という
憧れ的な部分でココロ惹かれましたが、我が家の経済事情から考えると買えるのは
フリーランダーというモデル。「私脱いだら凄いんです」というか「私悪路では凄いんです」という後ろ盾はとても魅力的。でも、ふと素に戻るとやっぱり軽快さが足りない。内装は個人的には少し過剰感があり、かつ質感はちょっと低い。ただ独特の高い着座位置は新鮮。外装は多少モダンさが強い無骨さが魅力。
さらに
アウディ。
A3とA4に試乗。
A3は試乗車がスポーツバージョンということでオヤジである私にはじゃじゃ馬過ぎて不可。(他のモデルはもうちょっと乗り味がマイルドとのことだったが)
A4は、確かに新しい体験。低速では重さを感じますが、40~50kmを超えるぐらいからスーーッと加速していく開放感は驚きの快感。100km~でどうなのか是非体験したくなる車でした。外装の
至上の生真面目さ、内装の丁寧な質感、どちらもマイルストーンとなる車です。ただし、近々エクステリが結構
押し出しの強い(かつ下品ではない)ものに変わりそうだし、営業マンはそれについて一言も言わなかったので、却下。というのは言い過ぎで、いえ、もう少し(マインドとしての)若さを求めようと思っただけ。流石の車でした。
何故か
日産ティアナ。・・・助手席のオットマンが凄い、欲しい。標準オーディオは素晴らしい音質。けど、それだけ。質感の高さは感じられるけど・・・。
何故か
マツダアテンザ。・・・良い車。「ほら!走れよ!!」と車がけしかけてくるような印象は嫌いではないし、マツダの凄く良い所でしょうね。あと15才若ければ買ったかも。
と、私としては結構沢山の車に試乗してきたのですが、スバルのレガシィ(アウトバック)とコストバリューという観点で比較するとどうしても、アウトバックになってしまった、というのが実情。乗用車タイプのAWD機構の20年以上の熟成(+オプションVDCの安心感)、ポルシェ以外に世界に類を見ない水平対向エンジンというロマン(笑)、オプションのマッキントッシュオーディオの高音質と車自体の静粛性・・・実に意外でしたが、A4やXC70よりアウトバック+マッキントッシュの方が静かな印象を受けました。さらには
世界水準の安全性もそつなくこなしていますし、全体としてはクオリティーと、マインドの若さ(あるいは高い趣味性)のバランスがちょうど良いと感じ。
具体的には、休日、高速を150km、ワインディングを30km、歴史あるリゾートホテルで優雅なランチ(笑)そのあと、紅葉の林道の砂利道をゆっくり走り、湿原を少し散歩。夕日を眺めながら湖畔でコーヒーを淹れ帰ってくる。そういうどのシーンでも過不足なく安全で軽快、充分な機能と質を持っているという感じ。(ちょっと
思い入れありすぎ(笑))
さあさあ、アウトバック早く来い。と長い長い独り言でした。
Posted at 2005/01/06 12:56:57 | |
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☆OBという車 | クルマ