
我が家の(というか私の)休日の過ごし方は結構突発的。先週末は突発的に「
ホワイト餃子が食べたい!」「いや、食べたいというか、食べるのだ!」ということで千葉県は野田市にある本店に行く事にした。
とはいえ、貴重な休日、さすがに餃子を買うだけではもったいないので、さくっとネットで検索、野田市に本社のある
キッコーマンの工場見学が、予約なしでOKというのを発見。前々から醤油、味噌、酒といった発酵ものに特別な関心を寄せる私としては、いつかは、と思っていたので喜々として出かける。(いや、11月の末に納車されたアウトバックの慣らし運転というのが本当の理由だが)
←喜々として出かけたら、まるで我々をエスコートするかのように、キッコーマンのタンク車が目前に現れたのは、きっと単なる偶然。
約1時間で目的の工場に到着。どうも工場に「
もの知り醤油館」とかいうものが併設されている模様。その日最後の見学ツアーに滑り込みで参加。約10分程度のブリーフィングビデオを鑑賞の後、ワクワクしながら工場見学へ・・・。まずは醤油の元になる醤油麹なるものの熟成室をのぞく。(ここで写真を撮ったのだけど、ホントは写真撮影禁止だそうで・・・UPは遠慮しておきます。)
なんでも、醤油は大豆、小麦、塩 の3つから作られているそうで、なんというかえらくシンプルな原材料に感心。
巨大(高さ30m)なタンクは大豆、小麦の貯蔵用だそうで、タンク一杯の原料は約4日で消費されるとか。実に巨大な醤油工場ということがわかります。
見学は次に「もろみ」の熟成具合を見た後、「もろみ」から醤油を絞る工程を見ます。ビル3階分の高さに積まれたナイロン布に包まれた「もろみ」を10時間程度掛けて、ゆっくり絞り出すそうで、その時の圧力はun百トンだとか(肝心の数字を忘れたw)その後、沈殿物などを除き、殺菌と風味を出す為に熱を加えて、最後に瓶詰め。瓶詰めは東武線の線路の向こう側にある工場でやっているそうでビデオで見るだけでしたが、驚くことに、瓶詰め工場までトンネルがあってパイプで醤油が送られているとのこと。野田市には地下に戦中的秘密があったのですね。 お土産に小さな醤油を頂き、せっかくだから古来の方法で作られているというものを買い求めキッコーマンは完了。
※野田市が遠い方には
バーチャル工場見学とか
しょうゆ博物館とかいうのがありました。
と、すっかり寄り道が過ぎましたが午後4時過ぎに本来の目的地ホワイト餃子野田本店を目指す。といっても2kmも離れていないのですぐに到着・・・が、営業している気配は皆無。寒風に揺れる立て看板には「明日の売り切れ予測 10:00」と書かれてある。9:00から営業はじめて1時間で売り切れるということ。(ま、そういう事もちゃんとホワイト餃子のサイトに書いてあったのだけど)
ま、予想通りの展開に、さらに足を伸ばすことに、ホワイト餃子、久喜にちゃんと支店があるんですね。(久喜には一度行ったこともあったので押さえは完璧)ナビをセットして田舎道を約40分、2台分しかない駐車場に滑り込み、夫婦二人で25個を注文。ちょうど腹9分目で帰路につきました。充実の近郊ドライブとなりました。
この日の走行距離 約80km
出会ったアウトバック 2台
新しく知った醤油の豆知識・・・・・・プライスレス
Posted at 2005/01/06 12:50:58 | |
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