
十年以上ご無沙汰だった、懐かしの奥多摩を走ってきました。昔々東京の西部に住んでいた頃、血気盛んな学生さん的にはポンコツFR車を駆って深夜によく走った所ですが、久しぶりに行って来ました。写真は
ギャラリーをご覧下さい。
ホントは
青梅に梅の花を見に行ったのですが、事前のリサーチ不足が祟ってなんとまだほとんど開花していない状態でして、急遽、奥多摩湖まで足を延ばしたというのが実状(笑)です。
青梅の梅園の
惨状(笑)を目の当たりにした私達は、まず気を落ち着かせ、事後策を練るため目に付いたまんじゅう屋さんに立ち寄ることに。「
元祖へそまんじゅう本舗」というこの店、結構ベタな観光土産路線ですが、蒸かしたまんじゅうは素朴でなかなかのお味。今日のような寒い日には蒸かしたての暖かさは大変有難いものでした。直径約6cmくらいで一個110円也。
ほんの少し走ると「沢井」といういう所ですが、ここはここは東京唯一(かな?)の造り酒屋があります。「
澤乃井」という銘柄ご存じの方も多いのでは?(今回はスルーしたので写真はなしです。)
さらに少し走ると御獄渓谷、ここは関東のスラロームカヌーのメッカと言われるところ。私もカヌーに乗りますが、ここら辺は全く違う領域(クラス)。見ているだけでおっかない流れです。(実際は皆さんクルリクルリと巧みなパドルさばきなので、怖さは伝わりませんが・・・)
ここら辺で時間は3時に近くなり、まんじゅうで一時しのいだ腹も鳴り始め、ホンキで食べ物屋を探すことトンネル3つ分。なかなか良さそうな看板を発見。『「ずり出し」うどんの御馳走
鴨足草(ゆきのした)』という看板の下に車を止めて眺めると多摩川(厳密にはここは白丸湖という小さなダム湖)を渡る橋が・・・なんと橋を渡った一軒家がこの店でした。「ずり出し」というのは軽い食事の後に出す、いわゆる「釜揚げうどん」のようなものですが、つゆではなく生醤油+薬味で頂くというもの。季節の野菜やこんにゃく、天ぷらとうどんでお腹いっぱい。オフシーズンと言うことでゆっくり出来て、充実の遅い昼食となりました。
そろそろあたりに夕方の気配がしはじめたので、少しだけ足を延ばして奥多摩湖(
小河内ダム)へ。奥多摩湖は学生時代にバス釣りに足繁く通った所。私の小さなレコード、47cmオーバーを釣り上げたのもこの湖。湖岸はどこも急傾斜、鬱蒼として実は怖いイメージの湖ですが、ダム付近は観光でも楽しめます。このダムは上を歩く事が出来るので、ダムの下流側を覗き込むとそこは150mの奈落の底。目もくらむような高さでスリル満点です。今日は小雪も舞う極寒のシーズンオフでしたが、スリルで体感温度はさらに低下しました。ま、どちらかというと夏におすすめですね。
奥多摩は整備されたワインディングの山坂道と(結構見つけ難いですが)個性的なお店も楽しめる隠れたおすすめコースです。
この日の走行距離 約140km
出会ったOB 2台 (ランカも2台)
小河内ダム150mの落差の体感温度 -3℃
Posted at 2005/02/27 00:39:58 | |
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□近場で発見の旅 | クルマ