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2006年12月04日 イイね!

▽英国空軍の馬車馬

▽英国空軍の馬車馬 第二次大戦時には各国に、大戦前から就役し終戦まで実戦に参加した、いわば馬車馬的に働いた機体が数機種あります。日本では言わずと知れた零戦、ドイツではBf109、そして英国空軍ではこのホーカー「ハリケーン」です。(よろしければ、ギャラリーもどうぞ)

 この機体、初飛行は戦前の1935年。ドイツのフランス侵攻に対して大陸に派遣されたり、フランスが占領された後、イギリスへの上陸作戦の前哨戦となったバトル・オブ・ブリテン等で苦しみながらも活躍した機体です。英国空軍機としては有名な「スピット・ファイア」の影に隠れて、あまり評価されない地味な存在ですが、バトルオブブリテンの期間を通じて最も多くのドイツ軍機(戦闘機だけではなく爆撃機やその他の飛行機を含めて、ですが)を撃墜した記録が残っています。
 機体の特徴としては、胴体の後ろ側が鋼管帆布張り(丸パイプで骨組みを作り、それに帆布を張った構造)であることに目を引かれます。複葉機などでは一般的だった構造ですが、大戦機ではすでに全金属セミモノコックボディーが常識となっていました。しかしこの古くさい構造が幸いして、機銃弾を受けても簡単に突き抜けて、かつ表面の帆布は全く構造を受け負っていないので、結果的に被害が少ないという現象もあったとか。
 ちなみに、初期の機体は胴体だけではなく主翼も帆布貼り、低出力エンジンに二枚の固定プロペラでした。太平洋戦争開戦時、英国植民地軍に配備されたこのタイプは、なんと日本陸軍の97式戦闘機(固定脚)にさえ太刀打ち出来なかったという記録もあります。しかし、その後エンジン出力の向上、3枚可変プロペラの採用、主翼の金属化、そして(凄まじいほどの)武装の強化によって、結局終戦まで活躍をした機体です。粘り強いジョンブル魂を体現した機体のように思えますね。

 この後ホーカー社は後継機種として「タイフーン(トルネード)」「テンペスト」という台風系ニックネームの機体を開発します。これらは純粋な戦闘機というよりも、戦闘攻撃機として活躍するのですが、なかなか迫力のあるシリーズですので、キットを見つけたら是非作りたいなと(笑)
Posted at 2006/12/04 23:08:52 | コメント(4) | トラックバック(0) | ◇プラモ-英国 | 趣味
2006年12月02日 イイね!

□地底の大河を発見--首都圏外郭放水路

□地底の大河を発見--首都圏外郭放水路 久しぶりに予定のない週末の午後、しばらくOBに乗っていないので、軽く足慣らし(リハビリ?)にいつもの煎餅屋さんに行くことにしました。さいたま市の我が家から、16号線で岩槻-春日部と東に向かいます。目的地は江戸川を超え、利根川との間になるのですが、そこまでには、「元荒川」とか「古利根川」という立派な名前の中小河川を越えていきます。で、今回、江戸川の手前でナビの画面の片隅に表示された「龍Q館」という文字が気になって寄ってみました。

 案内表示に従って近づくにつれ水門機場のような建物があり、この時点で「首都圏外郭放水路のPR館」であることは分かったので見学することに。(大した写真はありませんが、ギャラリーもどうぞ)
 資料展示自体は質、量とも15分もあれば見終わる程度、映像シアターのようなコーナーでは5分程度のビデオ(大人向けと子供向けがあるようです)があり、ボランティアの解説員の方がいろいろ教えて下さいますで、外郭放水路の概要がよく分かります。 
 この放水路は、埼玉県北部、春日部市周辺の低地帯にある5本の中小河川を、国道16号線地下の巨大トンネル(延長約6km、直径10m、最深で地下50m)で結び、増水時に江戸川へ排水し、流域と下流部の洪水を防ぐ、という施設です。江戸川河岸のこの施設地下には長さ177m幅78m高さ24mの巨大地下空間があり、そこにたまった水を、4台のガスタービンエンジンで駆動されるポンプでくみ上げるという、巨大+パワフルな施設です。

 で、実はこの地下の施設を見られるのかと期待したのですが、残念ながら事前予約が必要で、しかも平日のみとのこと。地下巨大空間といわれれば見ないわけにはいかないので、密かに再チャレンジを心に誓い龍Q館を後にしました。
 その後は本来の目的地、関宿の「喜八堂」という煎餅屋さんに立ち寄り、ぜんざいなど頂きつつ、煎餅を大量に購入して帰宅。帰路、迷い込んだ細道。目前の橋は狭くて、とてもOBでは渡れません。しばし河畔を走りますが、それもやがて行き止まりに。私たちの行く手を阻んだ川は、堤防もなくOBのほんの2mほど低いところが川面です・・・確かに増水すればすぐに洪水になりそうだと思える風景でした。

この日の走行距離 約40km
出会ったOB (カウントしてませんでした)
夕暮れの河畔の風景は、地下の巨大設備が途方もなく感じられる、とても静かで平和なものでした。
Posted at 2006/12/03 22:54:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | □近場で発見の旅 | 旅行/地域

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「◎堂平山初登頂と荒サイグループライド http://cvw.jp/b/122372/46997535/
何シテル?   06/02 08:25
アウトドアマンを自負するが、 この数年キャンプをしていないし、 この数年リフトに乗っていない。 釣り師を自負するが この数年ラインを交換していないし、 ...

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