
小学生の頃、私は家族で奈良に住んでいました。夏のこの時期になると毎年、兵庫県の日本海側にある父の実家に車で帰省するのが恒例となっていました。出発地は何故か伊丹空港・・・??
母と私達兄弟は奈良から(今から思えば荷物は事前に車に積み込んであったのか結構軽装だったと思いますが)電車で大阪の伊丹空港に向かい、会社帰りの父(とその車)と夕方合流するという「
遠すぎた橋」的な一大作戦を敢行することが何回かありました。
今と違って当時は携帯電話などなく、待ち合わせといえば事前の綿密な打ち合わせが必要だったはずですが・・・まあ親は親でいろいろ協議していたのでしょう。私といえば、車酔いに対する漠とした不安と暑さに空港についた時にはすでにぐったりだったかと(笑)
空港を出発すると、少し中国自動車道路を西走するのですが、年ごとに高速道路が延びているのが子供の目にも良く分かりました・・・当時の車は日産のローレル。後部座席はゆったりとしていたはずで、恵まれていたはずなのですが、子供にとって数時間のドライブは苦痛以外の何物でもなく、モケット地のシートがやたら暑苦しかったという記憶があります(笑)
思い出してみると物心ついた頃の車はブルーバードでした。記憶では2代くらいブルーバードが続いた後にローレルに(正しく)グレードアップしたようでした。きっと当時の父は日産派だったということのようです。
今地図ソフトでルートを検索すると伊丹空港から父の実家まで120kmほどでした。当時はたぶん30kmほど高速を走り、その後は下道を延々と走ったんでしょうね・・・しかしその途中の風景とか
全く記憶にないことは親には黙っておいた方がいいかな?w
Posted at 2008/07/28 22:52:27 | |
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